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Posted by あしたさぬき.JP at

華やかな日曜日

2010年03月15日

この日曜日は、朝から来客が日曜日にしてはかなり多くなりそうな予感がした。

シルバーウィーク連休以外の、日曜日の売上の記録は更新できた。

うちは、温暖な気候のときが来客が多い。

「暑い日は、さっぱりしたものが食べたくなるでしょう。」
とか
「寒い日は温かいうどんが食べたくなるでしょう。」
とかおっしゃる方がいらっしゃいますが

環境が良くない日は外出そのものが少ない。
うちに関しては、平凡な日が変化無く続くようなときが一番来客が多い。

外国人の団体の方やバンドの追っかけギャルや京都から某重鎮の方が来られるなどして、平日にない空気があった。

日曜日に関しては、結局4ヶ月ぐらいも、店の運営費さえ出ない状況があったし、そっから数ヶ月間たみ家の時給は500円程度だった。
平日の85%ぐらいを占める中央通とその周辺のサラリーマンの方がほぼゼロになって、駐車場条件も良くないのだからまあ当然ではあるが。
それを思うとずいぶん上がってきたと思う。

日曜・祝日営業は、4分の1は色んな人が来る楽しみとしての趣味、4分の1はパートの雇用時間の確保、4分の1は近隣の会社員などが激減する場合への備え、あと残りが、栗林公園関係者がうどん店を案内しやすいようにという付き合いとか在庫の回転の安定などなど諸々だった。
しかし、日曜日・祝日が利益の柱になる可能性がほのかに見えてきたような気もする。

実のところ、リーマンショックからしばらくして、多くの会社が人員整理をするなどして、開業後2年10ヶ月ほど上昇し続けたうちの売上は、1年近くやや下がって横ばいになった。
徒歩圏の半径200mで会社員は1000人以上減っただろう。

しかし、この1月、2月は1月、2月としてはうちは売上、利益とも最高になった。
3月もそうなりそうなペースではある。

しかし、それは無休にして上がったものであり、抜本的な組織の向上が無い限り、これは長年続けられるものでもないと思っている。

懸念材料として、今年度は退職は多いが、どこの会社もほとんど新規採用の補充がないので、すべてのビルで減員になる可能性は高いと思う。
たぶん退職者より多く新規採用する会社は大勢を左右する規模の事業所としては皆無に近いでしょう。
これは、番町周辺などどこの会社でもそうだろうから、偏りが出やすい場所では4月ショックが出るかもしれないね。
4月から人は動きやすいから見えにくくても、6月ごろに人の動きが落ち着いてきた頃に大幅な周辺の昼間人口減があったことに気づくというバターンもあるかも。

うちの周辺では、ある程度まとまった人員整理と、テナントの退出の情報は聞いている。

おそらく、3月まで過去最高を更新した分など余裕で飛ぶ可能性は高い。
すでに1000人規模の周辺での減員があった後だからこのレベルの減少は痛い。

こういう危機は、ほぼ4ヶ月ごとにあった。

日本という右肩下がりの国で高松という一番弱い地方中枢拠点都市の中心市街地の一番外側藤塚町という、国の経済や財政状況の悪化やモータリゼーションの悪影響が最も素直に反映されやすい部類の場所にうちは立地しているのかもしれない。

日曜日の伸び、土産の伸び、栗林公園前の再開など、3月に大幅減員の悪影響が思ったよりも小さければ、4月からうちは大きく伸びそうだが、この悪影響が大きければ、栗林公園前の再開に力が回らなかったり、過労気味になって、伸びる部分に力が入れにくいかもしれない。

うちの立地はそんなに悪いわけじゃあないと思う。
60点台はつくと思う。
すぐに必要客数の7~8割はつく立地だから、始めやすい場所ではあった。
ただ、大きく伸びにくい立地であることは間違いないだろうし、必ず長期的には大きく減る顧客層に大きく依存している点が良くないことは、開業当初からわかっていて、常に対策を打ち続けないといけないとは考えていた。


さて、以前も書いたのですが

たみ家は、人生で今が一番幸福だと思っている。
年々というか日々幸福度が上がっていると思う。
勤め時代に戻りたいとは思ったことがないし、勤め時代の最高に幸せだったときよりも今の方がはるかにいい。
しかし、勤め時代も自分はすごく幸福だと感じていた。

なんだろうね?
常に脅かされ続ける状況に対して、対抗策を考え続けることは楽しいのだろうか?
たみ家はそれが楽しいとは思わないけど、なんだろう?

陸から水に入ったような感じはある、上昇する力を緩めると必ず沈むのだ。
必要意識から出るのには慣れてるけど、人前に出ることはあまり好きじゃなく、人の上、前、真ん中に行くことは避けたいので、上昇志向はたみ家はそう強くないと思うけど、上昇する力がないと瞬間でつぶされてしまうだろうとは感じている。

多種多様な楽しい来客があって、「ああうどん屋は楽しいなあ」と感じた華やかな日曜日ではありましたが、そういう気分の中で、想像以上に迫り来る危機が大きいのではないかという思いがよぎっていたのでありました。

たみ家は、あまり経験豊富ではないし、飲食店経営者としては出来が良くないと思っている。
しかしながら、現役飲食店経営してる人間がリアリティーを持って、問題意識を公表するというのが、人の上・前・真ん中に立つのを避けての自分ができる意味のある最大級の貢献の一つだと思って書いてるところがある。
それがなかったら、うちの経営の内部事情とか書くのは損だし、こういうことを嫌う人もけっこう多いから非常にやりたくないのだ。

たみ家は貧乏根性も多いと思うんですが、商売の中に、商売の損得にマイナスでも重大な貢献意欲を他のことで持っているというのが金持ち気質なところだと思う。
おぜにさんに困ったり、おぜにさんで買うものに執着がある人間の発想ではないと思う。
これが悪くも出るし、良くも出るけど、良いことは何で起こったからわかりにくいし、当たり前に思うのが人の情だから、どっちかいうと悪く出ることの方が多く感じるというかその影響が見えやすい。
ただ、立ち止まって考えるといいことも多いなあと思う。

今年、FP1級や行政書士受けるのも、弁護士や公認会計士クラスでも職がないというのを聞く時勢、店やりながら取れる資格でメシが食えるとも思わないし、店やってる間に資格で何かすることも無いと思うけど、心穏やかに店をやり続けるための精神衛生上の足しとか、保険みたいな意味は多少あるかなあ。
もちろん、社会研究のための基礎体力づくりにもなるけど。
  

Posted by たみ家 at 08:34Comments(0)