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Posted by あしたさぬき.JP at

書けるか

2009年07月31日

たみ家関係の小所帯で、2名戦線離脱するかもしれない。

入院やら、家族間の問題やらで。

いやあ、死ぬかと思ったよ。
ローヤルゼリードリンクやらいろいろドリンクを飲んだだけで、固形分を一日口に入れてなかった。
というか、昨日1日何も食べてないことに今日まで気づいてなかった。

オフィスビルも増える予定で、近隣に同業店が一つ減り、年中無休化を打ち出そうとし、たこ焼きは、大々的にチラシを配り、オアシスにも載せたばかりなのに。

こりゃあ、しばらく苦戦するな。

過去3年で最大級の体調不良に自分自身もなったし。

どちらかというと発展の萌しだし、悪い感じではない。

日本の先の大戦の終戦直後の様子に近いか。

17時間労働を月31日連続って感じで、死ぬかと思うが

たぶん、昔の収容所や厳しい工場もそれぐらいやっただろうし、いちおうそんときよりも人権あるし。

まあ、生きれるんだろう。

人が減ると混乱するし、大損や大失敗につながるかも知れない。

しかし、増収増益が見込まれるときだし、人が減るときの方がいろんなことがリセットできていい場合もあるだろう。
日本は、戦後にいろいろ解体したからこそ、発展したのかもしれない。

良くないことは一瞬で発現し、良いことは長期の成果でしか回収できないので、だいたい悪いことが真実だが、うまくいく人は、悪いことを真実にしないように、普通の流れをひっくり返しているというか良くなるように変えている。

たみ家には、できるとも思わんけど、そう暗い状況とも思わない。

ただ、ブログ書くのをしばらく控えないといかんなあ。

まったくやめるか、ペースダウンかはともかく。
  

Posted by たみ家 at 08:31Comments(7)

どれぐらい叩けそう?

2009年07月27日

1分間に何回ぐらいキーボードのキーを叩いて入力できそうですか?

60秒あったら、400回ぐらいは訓練しなくても叩けそうに思いませんか?

どうでしょう?

たみ家は、生涯パソコンを触ったことのないようなうちのパート某に、時計を見ながら実戦的に叩くマネをして、「60秒に500回叩くって、けっこう口で聞いた感じと違って、ゆっくりしとるやろ。すごい人なら800回ぐらいいけると思うやろ。」と言ったら、納得してました。

たぶん、このブログを見た人は、ほぼ全員、やるかやらないかは別として練習すれば、60秒で400回は叩けるはずです。

1分250回のペースをパソコンまったく触ったことないような人に見せたら「すごくゆっくりした感じだ。」と言ってました。

たみ家は、400回を超えると、正確に入力はできませんが、もし、ただ、キーを速く叩くことだけに専心したら60秒で800回は叩けそうな気がする。

人差し指一本で、たぶん、叩くだけなら、10秒で50回以上はほとんどすべての人がキーを叩けるでしょう。
時計の秒針見ながら、ボタン10秒速押しに挑戦してみてください。
これが10本指があるんだから、極限速度なら、60秒で、60秒×10本×5=3000回とか、器用で指が動くタイプの人なら5000回とか叩けるでしょう。

まあ、実戦入力で、60秒で3000回叩く人はまずいないと思う。
でも、誰でも極限的には、指をそれぐらい動かせるんだから、400回とかいったら最も不器用な人でも練習したら打てるでしょう。

60秒で1000回ぐらいなら、日本のトップレベルなら、楽に正確に入力すると思う。
実際、練習ソフトで、たみ家の4倍以上速く打たないと勝てない対戦キャラとかいるけど、マジで鍛えてる人なら、勝つ人けっこういるらしいから。

試しに計ってみて下さい。

たみ家のスピードはそんなに速くありません。

たぶん、あしたさぬき総ブロガーの中では、上の中か上の下ぐらいの速さかもしれませんが、訓練してる人の中では、下の下で自分より遅い人はたぶんいないし、たみ家は指の動きとかは遅くて不器用な方だと思います。
たみ家自身は練習したことはあるけど、生涯通算練習時間は7~8時間ぐらいだと思います。

うどん屋やってて、もっとも長年パソコンとか触らない業種の人間の一人だと思うし。



物の考え方が大事で

直感的に、「60秒で、5000回ぐらいキーボード叩いて入力できるんじゃないだろうか?」

と実際にできるかどうかはともかく、思ってみることが大事だと思う。

今の日本の問題を最もよく解決する考え方の一つだろう。

まあ、アメリカが飛躍的に大発展した考え方が、こういう考え方なんです。
フォードやテイラーと似てるといえば似てるんです。

ただ、これに現代版として、個々の意志やソフト力や変化対応力まで加えたものが、「60秒に5000回叩けるな。」の意味なんです。

逆に、5000回叩ける可能性があるのに、実際はできない理由はなぜかを考えることが大事。

まあ、単純に、機械側がそれだけの反応しないかもしれないし、小指とか薬指とか動きにくい指があるかもしれんし、脳からの命令が正確に行って、さらに、正確な命令に対して、指が正確に動くかまでにもハードルがいくつかあるし。

叩けなくてもいいんです。

いっぺん、直感で、「60秒で5000回ぐらい叩けるんじゃない?」と思うこと、思えることが大事なんです。
それも、ほぼ全国民といっていいほど多くの人が。

これが起こると、失業しても、吸収される産業があるし、内需の力が格段に上がっているでしょう。
  

Posted by たみ家 at 02:10Comments(0)

快感走ったブログ

2009年07月25日

ソフィアさんから紹介された彦坂尚嘉さんのブログはおもろい。

ときどき、たみ家ではわかりきらないとこもあります。

しそジュースの話なんかはたみ家ではよくわかりませんでしたが、その前二つなんかは、読んでて感銘を越えて、快感が走りました。

他人のブログの論旨に快感が走るってのは、あんまり記憶にないなあ。

たみ家の基本主張を大きく補強するものだったし、一部使わせてもらいます。

彦坂さんのお名前と「41次元」さえ入れれば確実にヒットします。


今、日本人は、ある暴力と向かい合っている。
それに負けている。
か負けかけている。

産業構造の変化なんかは、しわ寄せ食う立場になる国民にとっては暴力みたいなもんである。
手作業が機械化されて職を失う職人とか、暴力に打ちのめされるようなものでしょう。

暴力に向かい合ったら、それに負けることが悪で、適者となって生き延びることが善と言わざるを得なくなる。

ここでは、多様性が通用しない。

堀江さんがご活躍で、ヒルズ族なんて言葉が流行った頃、不安定雇用をテーマに「人の商品化」とか、採用現場で「あなたの商品価値は?」などとよく言われたように、おぜにさんを取り巻く暴力にどれだけ耐性があるかで、単一尺度で人が計られた。
要はおぜにさんがらみの世間の暴力に対して、強いのか弱いのかということ。
そして、それは商品価値として貨幣性の数字で語られる。

たみ家が挑戦してることも、多様性を許さないおぜにさんを取り巻く暴力に負けかけてる現代日本に要求される善悪二元論的なアプローチと人間の多様性との間で、発展的な折り合いをつけることと言っていいかもしれません。

もともと、何を好きになるかは自由ではないんです。

たみ家が言わんでももともと

麻薬や児童ポルノなど、そういうものは好きになられても困るってのがもともと指定されて制限されて、強権的に処罰されます。

一定の枠組みの中で選択する自由しかないんです。

これは、世の中の状況によって、サイズが変わりうるし、選択へのアプローチの仕方やその技術なんかも変わってくる。

集団で勝つか負けるかしかない暴力に対抗しつつ、生身の個の人間の欲求を充足させながら生を解放する。

これが、たみ家が書き続けてることの端的なテーマかもなあ。
  

Posted by たみ家 at 07:30Comments(0)

住宅と地方分権 2

2009年07月25日

地方分権といっても、税源の配分とか省庁の権限を移譲するなど国から下ろされるだけではいかんだろう。

定住人口が安定して、人材の流出を防いだり、大都市圏から戻したり、地方で仕事をつくったり、産業や企業が興ったり、また、地方で暮らした方が良いという明るいイメージをつくらんことにはいかんだろうと思いました。

地方分権には地方に能力の裏づけがいる。
また予想では四国が一番それが弱いとされている。
能力の裏づけということは、人とおぜにさんの裏づけがいるということ。
税源や権限とは車の両輪の関係なんだろう。

おぜにさんの裏づけがあるものでないといかんだろう。
自給自足の生活への憧れとか、自然への憧れでは、たぶんいかんと思う。

おぜにさんの骨格がないとくらげみたいなもんだろう。

どれぐらいのことができるのかわからないけど

「自家用車を一家に一台」を大恐慌化のドイツが目指したのなら、住宅建設なら国民の2割ほどに関わるだけでも、それに匹敵する効果があるだろう。

また、民主党のばら撒きと違って、ローンや税制で優遇するといっても、メインは民間の特に、高齢者の世代の金融資産を介護の安心や生きがいを得ながら費消させることであり、財政の負担は少ない。
その上、壮年世代の人口定着や、住宅着工による地元企業の仕事が風呂場工事や家具などにいたるまで波及するなど、優遇にかかる財政負担分に対する収入や地域振興力との対応関係ははっきりしている。

これは、民主党の主張するような、中学以下のこどもがいる世帯に手当金とか高速道路無料とかよりも裏づけがはっきりしているし、引田などで人口定着を狙って格安の町営住宅をつくって人を引き寄せたのよりも財政の負担が小さい上、民間から大きな資金を引き出せる。

負担分については、ほぼ必ず税収や地域振興力の裏づけがはっきりしているのである。
民間主導で家が建たない限り、いくらの優遇率にするにしても、先に負担するものはないし、公営住宅建設のように少数世帯を呼ぶために家を建ててあげて人を呼ぶなんて少数を過大に優遇しすぎだし、建設に民間のおぜにさんは引き出されてないし、末代まで地元に負担が残る。

Uターンや三世代化などは、地域の祭りなど伝統文化や農地の保全などにも合致していて、民主党などがメイン政策にあげる第一次産業の振興に当然関わってきます。

そうすると、三世代住宅なんかは郊外や農村にしか建ちにくいでしょう。まあ街中で商売やめて店や事務所の跡地なんかにも建つから街中もそこそこ有望かな?
また、Uターンについては、三世代化しなくても親元に戻ってくれば良しということで、街中のマンションも可でしょう。

この辺りは、都市計画マスタープランの修正などをも要するかもしれません。

三世代やUターンの定義や優遇される住宅の仕様なんかについては、現行の固定資産税の減免制度や不動産取得税なんかの減免対象の耐震住宅の要件なんかが技術的・裁量的に決められているように、壮年世代の人口の定着や老親世代の安心づくりなどの目的に適う対象と、福祉に適う優良住宅で、景気浮揚に意味のあるように三世代なら「延床150㎡以上で。。。風呂や手すりなどはバリヤフリー化に。。。うんぬん」とか、普通に固定資産税の評価のときに一緒に調べられることを技術的にやったらいいでしょう。


この国のかたちとか構造とか、国民の不安のもととか、グローバル経済の影響などとの関係で
大きな範囲の関係を同時にとらえながら、きめ細かく、多くの資料を用いながら考えていく必要があるでしょう。

地方分権が進まないのは、地方に力がないからってのは大いにあるだろう。

そして、地方分権は何のために必要なのかは、もう一度、確認しておく必要があるだろう。

東京の某学者で、「田舎の人はみんな東京に来て、1億人ぐらい東京周辺に住んで、田舎は防人みたいな人だけ残して守らした方が、日本にとってはいいんだよ。どうせ田舎にはまともに何かを生み出す力はないんだから。」みたいなことを言った人もいました。

この人の主張よりも、地方分権が国民にとって良いと、感情論でなく、筋道立てて言えないといけない。
  

Posted by たみ家 at 07:10Comments(0)

女性読者

2009年07月24日

あしたさぬきブロガーって、女性比率どれぐらいなんだろう?

気になるなあ。

「足あと」を見る限り、当ブログ読者は、女性の方が圧倒的に多いと感じる。

しかも、たまにお会いして、ほぼ全記事もらさず読まれてると思われる方も女性が圧倒的に多い。

「足あと」残されない方で、そういう方も数名把握してますが

残される方で、上位は圧倒的に女性が多くて、数えてないけどベスト4まではたぶん全員女性です。


たみ家の中で四天王として

あの人は毘沙門天、あの人は増長天、あの人は広目天、あの人は多聞天



と名前はつけて

はいません。



今だけのチャンス!

もし、上位4名に入ると思われる方で、「私はそうですか?」と聞かれた方は、たみ家の心の中で、毘沙門天になれます。

「私は目が大きいから、またはデカ目メイクしてるから、広目天にして」と言われれば、そうします。

「もっとわがままに!」増長天

「聞き上手になりたい!」「情報通というか耳年増なのよ!」と言われれば多聞天に。


あんまりうれしくはないでしょうが。

ちくわ天やダボシャツの天よりはいいでしょう。


そこまで「あしたさぬき」全体で女性比率が高いとも思えない。

また、一般的な感覚で、当ブログが女性ウケするような書き方になってるとも思えない。

今、たまたま「足あと」欄30を初めて数えてチェックしてみたら、30のうち18が女性でした。

なんだかんだいって、けっこううれしい。

「足あと」万歳!ですね。
  

Posted by たみ家 at 08:55Comments(4)

住宅と地方分権 1

2009年07月23日

三世代住宅やUターンによる住宅建設に対して、国策や地方振興目的として、優遇税制や優遇ローンなどの制度づくりをすると

何が起きるだろうか?

そして、起こることが良いことと考えられるなら

何ができるだろうか?

そういう勉強会を緩やかに立ち上げることにした。



ヒトラーは、大恐慌時代に、最も経済政策を上手くやったといわれてますが、アウトバーン建設によって、多くの仕事をつくり、フォルクスワーゲンという国民車をつくって、庶民にまで自動車を普及させようとした。

日本でも、戦後、三種の神器とはいっていたが

今の日本で、国民の相当数が同じ夢を持てるもので、関連産業の裾野の広い基幹産業を大きく刺激できるとしたら、どのような手段があるだろうか?
そして、何が魅力的で、つながり力があるだろうかと考えてみた。

そうすると、たみ家に考えられる範囲の現段階では、冒頭のものが最善のものと考えられた。

ここには、不明確ながら、いくつかの仮定が前提となってます。

例えば、三世代で子育ての手があれば、女性が働きやすいとか、三世代や親元の近くで住んだ方が子育てがしやすく少子化対策になるとか、年配の人が持つ金融資産も介護の安心や孫の顔を見れるなど、長期に渡る不安解消や生きがいに資することになら、使いでがあるのではないかなどなどなど。

などなどなどは、かなり続きます。
  

Posted by たみ家 at 23:43Comments(2)

お知恵をお借りしたく

2009年07月20日

たこ焼き てつお の予約電話が

080-4037-0141 となりました。

下4桁で おいしい が取れたのが うれしい。

これを最後まで覚えてもらいやすい語呂にしようと考えましたが、なかなかうまくいかない。

直感は

おば。おじ。おっさん。なあ オイシイ!

なんですが
覚えやすそうな気がしないし

7の処理に困ってます。

080はもうええやろ。下8桁で十分やろ。

と思うと

塩 みな オイシイ!

が直感ですが

40の処理に困ってます。

塩では意味がわからん。

岩塩で食べるのを推して行くなら、塩も悪くないけど。

選挙前だけに

与党 みな オイシイ!

だともっとわけわからん。

なんか、いいのないっすかねえ。
  

Posted by たみ家 at 22:31Comments(11)

汝○○するなかれ

2009年07月20日

汝○○するなかれ

隣人を愛せ

とかいいます。



たみ家は

「まあええか。」は危険

など

言ってます。


たみ家の場合は、たみ家が「まあええか。」と言ったときに失敗し、今でもそうで、見える範囲の他人もそうで、世間のニュースや歴史でもそうで、理屈的にも合ってると思うから言ってます。


たぶん

館員したかったんだろうし、言った当時も嫌いではなかったんだろう。

とか

隣人にムカついたんだろう。で、やっぱり、まだまだときどきムカつくんだろう。


リアルな人間って普通そうやろう。

そして、そういうことへの注意を、自分が克服し切れないでも、促すことはまあ、どっちかいうといいことなんじゃないの。
と思う。
  

Posted by たみ家 at 09:12Comments(1)

まあええか。

2009年07月19日

悲しいかな。

他人の欠点はよくみえる。

「まあええか。」

と言ったら、その人はその分野で勝てない。

人は「まあええか。」と言ったときに失敗する。

「まあええか。」と言い続けていると、能力や自分の基準が下がり続けて、通用しない人間になっていく。

もし、角が立ったとしても「まあええか。」と譲らない部分。

しんどくても「まあええか。」と妥協しない部分。

人は多くの場合、そこで勝負すべきなんだと思う。


「まあええか。」が問題にならない人も多い。

ただ、時給800円のうちのようなとこに面接に来る人というのは

「まあええか。」が問題になった人であったり

「まあええか。」が今、先に進むための足かせになっている場合が、見事なまでに多い。

包丁持ったことないのにフレンチのシェフになろうとするような、ミスマッチか、基本的な能力がありながら何らかの形で「まあええか。」が悪く出た人が、職を探している人で多いと思う。

たとえば、タイムカードのないとこでバイトが1分の遅刻。

別に誰も困りはしない。

減員がなければ、問題がない。

しかし、不況などで減員があれば、よほど図抜けた能力でなければ、1分の遅刻の人が「誰も困りはしないから、まあええか。サービスで数分延長してることもザラだし。」と考えたことで、迷いも無く切られる。

ありがちなのは、誰かに頼まれた件を「まあ、後でもええやろ。」と言って、遅らせたり忘れたり、十分な仕事に仕上げられなかったようなパターンが多いのでは?

困りもしないことでもルールに対して、1分や1cmなら「まあええか。」と言ったり、他人から頼まれたことに対して、自分から見える範囲だけで判断して「まあ後でもええやろ。」と言う人は、逆境下では真っ先に切られる人になりがち。
こういう人達が職にあぶれていることが多い。
それだけでは、問題ない人も多いが、他の短所や欠点と結びつくと大きな合わせ技になるパターンが多い。


たみ家も人生でうまくいかなかったこと、失敗したことや伸び悩んでる部分の理由の80%以上は、「まあええか。」から来たものではないだろうか。

ときには、過度に執着したことが理由だったこともあるかもしれない。

しかし、自分が商売するようになってからは、長期に伸び悩む部分は、執着から来ることはない。
「まあええか。」と思うことは、ほとんどが弱みだろう。

ただ、自分に対して「まあええか。」という場合と、他人に対して「まあええか。」という場合は違うし、他人に対しては同じ考え方でも表現の仕方の巧拙で結果が大きく違うだろう。

たみ家なんかは、社会問題についての言説については、他人に嫌われようが、「まあええか。」とは言わないことがけっこうあるんです。
だから、ここは強いんでしょう。

最近、大雪山で10人以上死亡したそうですが
「夏山だからまあええか。」と軽装しか準備してなかったとか。

リーダーが、悪天候を知りながら、せっかく北海道まで来たのにとかいう声に負けて、嫌われるのを恐れて「まあええか。」と言った。
と事実は知らないし、報道もちゃんと見てないけど、ありがちな光景として目に浮かんだ。

嫌われることを恐れて、「まあええか。」というと、人が死ぬんだ。
そうして、「まあええか。」と言ってしまったら、人が死ぬ可能性があるような場面をたくさん見てきたということは、ある意味プライド。
それを大事にしていたら、嫌われることは怖くなくなる。

責任を持つということは、時に命を守るために嫌われる判断を宣告すること。

嫌われることを恐れず、そこに高い誇りを持つこと。

それが持てる場所でなら、人は勝てる。

まあ、長期的安全運転しないといけないから、それでも嫌われないのがいいと思うんだどね。

でも、それを恐れないときは、その人は強いんだと思う。


多くの人は、昔あるときは、「まあええか。」と言わなかった。
でも、あるときから「まあええか。」と言い出して、崩れ、主役でいられる場所を放棄する。
そして、自分が主役でない場所にいくと、より、誇りが持てず、「まあええか。」となり、定着できない根無し草になっていく。
というパターンはちょいちょい見るなあ。

一方、逆に「まあええか。」
と言わない人の強さ、そして、その強さの積み重ねからくる圧倒的な蓄積を見て、自分いかんがなあと思わされることも多い。
  

Posted by たみ家 at 00:32Comments(2)

家業を脱する激しさ

2009年07月18日

たみ家のように、1人世帯で、

まあほとんど放任してるところもあるとはいえ、うどん、喫茶やたこ焼きなど合わせて、自分のテリトリーに、自分世帯が1人に対して、世帯外が6人、7人となってくると、マネジメントというか、心理的に、考えないといけないレベルが上がった。

たこ焼きは
自宅で自分一人だと、自分の人件費がゼロで現金流出がないだけなら、1日1,200円売れたらほぼ損益分岐点に達した。
現金流出は、光熱水費400円と原価800円ってとこ。

ところが、人一人雇うと、仮に高校生バイトに時給800円を6時間で4,800円払うだけでも、他に原価4,000円、光熱水費700円、諸税1,000円ぐらいはいる。
つまり、売れるのが3パックが30パック近くになったら、中の冷暖房も使うだろうとか、細かいとこだが差が出てくる。

人雇わないと、自分の利益をプラマイゼロにするのに、1,200円売れればいいのに対して
時給800円で人一人入れるだけで、10倍の売上がないと、プラマイゼロにならない。

仮に高校生のバイト一人雇っただけで売上のハードルが10倍上がる。

しかもそれでまだ経営者の収入はゼロ。

死ぬほどがんばって、売上が5倍になったって、甘い甘い。

しかし、自分が人を雇わずに1万円分を6時間かけて売ったって、利益は4,000円出るか微妙、時給最低賃金ギリギリか。
ローソンでバイトするのに負ける。
それは、うどん屋終わってから残業6時間して、最低賃金ってこと。サラリーマンの残業の割増率で割り戻したら、時給500円ぐらいか?
上の数字は不時の出費なしでの計算だから、これで、冷房機器を修繕したり、家庭用冷蔵庫レベルでも更新しようものなら、ほんまに高校生バイトには圧倒的に負けるこどもの家庭でのお駄賃レベルにしかならんぞ。
というか、一人で人雇わずに、毎日6時間残業して、マイナス=おぜにさん流出になりかねんぞ。

好きでないとできないし、将来の成長を見据えながら、楽しめてないとやっとれんぞ。
それに、週6で労働時間が16時間、休日が準備や買い物や帳簿整理で10時間労働だったら、ほんま炎天に15分ほどうっかり自転車でどっか行こうもんなら、その程度で頑健な人でも、寝込みそうなダメージを受けるかもしれない。

先に儲け考えてないといかんのやけど、淡い期待でできる話じゃないわ。

って、場合がいろんな業種業態の中で往々にある。

こういう構図を脱しないといけないとこに激しさがあるし、激しさを抜けられないと、前に進めない。

ほんまに、構築できるシステムらしきものがないと、家業を脱するのは至難だと思う。

たこ焼き経験はないが自分よりもはるかにイケメンで調理人としてキャリアのある新店長をどう活かしていくものか、ここは、うどん無休化とともに、大きな課題だなあ。
  

Posted by たみ家 at 23:59Comments(0)

無題にしたい

2009年07月18日

日々のブログにタイトルをつけるってあんまり好きじゃない

書く前にほとんど考えてなくて、思いついたちょっとのことに書きながら膨らませたり
脱線して思いついたことの方が肥大化したり
ブログにおいては、脱線したとこが肥大するのはいいことだと思う。

人が見るというよりも、自己レベルアップには、あることをきっかけに、別のことへの考えが深化するってのが素晴らしい。
ここがたみ家のが商用ブログでないところの一つだと思う。

書く時間がなかなか取れないから、あまり関係のない複数のテーマのことを一回に書きたかったりとか

日記だから、テーマがあることの方が不自然で
ときどき見るように「○月○日」とするのが一つの方法だとは思う。
でもたみ家が書くのは、ほとんどその日の出来事じゃなくて、積年思っていたことを書くきっかけができた日に書くに過ぎない。

小論文とか書くときは、テーマやタイトルを意識せよとはいうよなあ。
でも、ブログではあまりしたくないなあ。

テーマははっきりしてても、自分からは書きたくないときもあるし

たみ家は「何か」について書くよりも「何かと何かの関係」について書くのが好き。
関係を外して、モノそのものについて語るのはあまりしたくない。
10個も20個ものことについて、それぞれ全部が全部と関係しているというようなことを書くのが一番自分ができることとしては価値が高いと思っている。

そうするとタイトルがつけにくいことが多い。



というわけで(?)、前記事の補足を。

49ersは、1849年にカリフォルニアでのゴールドラッシュで金を求めてやってきた人々で、普通の労働者よりも稼ぎは良かったが、あまりに人が殺到しすぎて、食糧費も住居費も暴騰したので、成功した人は皆無に近かったらしい。

リーバイス創始者のように鉱山労働者向けの衣服をつくった人や、幌などに使うキャンバス生地や金の採鉱道具を作った人なんかが成功者となったらしい。

みんなと同じことをやった人は成功してないとか、多くの人が一方向に向かったときにそれを助けてやると成功するみたいな法則が流れてるよなあ。

サンフランシスコは、人口数百人しかいなかったが、金の積み出し港として発展したとか
フォーティーナイナーの多くはヨーロッパからの移民だったので、ここらでブドウ栽培とか始めたからカリフォルニアワインなるものがブランドになっていったとかは小ネタ。


今、社会には、何か同じようなことを不安に思ってる人は多そうだ。
それを上手いことなんとかしてる人がおぜにさんゲットするんだろうか?

無題にしたいんだけど
タイトルをつけるとしたら、「ゴールドラッシュからの教訓」みたいになるのかなあ。
  

Posted by たみ家 at 05:04Comments(0)

ジーンズと49など

2009年07月17日

最近、○ナカのレジで、1815円とか1848円とか出ると「ビンゴ!」とか思う。

ゴールドラッシュの起源は、1848年1月24日にカリフォルニアの川で農夫が砂金を発見したこと。
これで、西部の開拓が一気に進んだ。
ジョン万次郎は、ゴールドラッシュで金を探した唯一の日本人だとか。

1848年といえば、ヨーロッパ中で動乱が起こった年で、この年、ナポレオン戦争の戦後体制、ウィーン体制が崩壊したとか

じゃがいもの病気が流行って、餓死者が何百万も出て、特にアイルランドがぼろぼろになった。


アメフトチームで、サンフランシスコ フォーティーナイナーズ(49ers)ってある。
超名門。

49ってなんだよ。
ライオンズだったら、ライオン複数ってのはわかる。

ランナーだったら、走る人ってわかる。

フォーティーナイナーズって、ずっとわけわからんけど放置プレイでした。
ネグレクトしてごめん

1848年にカリフォルニアで金が発見されて、翌年の1849年に一気に多くの人々がカリフォルニアに押し寄せたから、ゴールドラッシュに夢を求めてというか金を求めてやってきた人達のことを49erというらしい。

で、経営者として、金を探し続ける人もいれば、牧場とか始める人もいれば、従業員として、鉱山や牧場で働く人も出てくる。

1870年に、鉱山作業でも破れにくい綿生地の厚手のズボンに、蛇や虫が嫌う藍染を施したものを、仕立て屋ヤコブ・デービスがつくって、1873年にリーバイ・ストラウス社が特許を取りましたとさ。

1848年革命というが多くの国で、国ごとぶっ倒れるほどにならなかったのは、ヨーロッパの血気さかんな人達や不満分子が、同年に金が出たということで、アメリカ大陸に大挙して渡ったことが一因とさえいわれるほど。



1835年ごろからどんどんドイツでは鉄道ができて来る。

これが鉄屋さんだったアルフレート・クルップには好都合だった。

まだ、23歳だが、国を動かすほどの事業家になり始めていた。


ドイツが工業の進み具合以上に鉄道敷設を進めたのは、プロイセンがナポレオンに1815年のワーテルローでイギリス・オランダと組んで、勝ったときに、フランス国境部の資源の多いラインラントを奪ったことと関係している。
ヨーロッパ全体を巻き込んだ戦争のどさくさでフランス国境地域を取ったものの、ドイツは分裂していて、プロイセンとラインラントは地続きではありません。

だから、ドイツの関税同盟や統一による交通や物流の確保をプロイセンは急ぎたかった。
そこで、プロイセン主導で、鉄道敷設を進めたので、クルップの会社はどんどん大きくなった。

そして、後に、鋼鉄製のレベル違いの大砲をつくることに成功して、19世紀以降の多くの戦争の勝敗を左右した。
ナポレオン3世のフランスが普仏戦争で負けたのは、フランスがクルップの大砲の売り込みを拒否して、ビスマルクのプロイセンは採用し、戦場に向けて、ビスマルクとクルップがツーカーで鉄道を戦場近くまで伸ばして準備していたからとか。


クルップの母ちゃん
クルップの父ちゃんが死んだとき

会社がやばいけど、

「父ちゃんが死んだけど、会社は大丈夫だよ。息子が父ちゃんから製鉄の秘法を伝授されてるからだいじょうV!」
みたいな新聞広告を打ったらしい。

母ちゃんのただのはったりで、実際に秘法なんかなかったし、当時14歳の息子は、工場にはときどき一緒に行っていたぐらいで、父ちゃんから何も聞いてなかった。

この新聞広告みて、クルップは「聞いてないよ~」と焦りつつ、秘法を探すことに没頭せざるを得なくなったらしい。

神経質な息子の天才を開花させた、母ちゃんのはったり、たぶん計算はしてなかっただろうなあ。

この波乱万丈の10代の後

政府に
「クルップ社以外から大砲を一つでも取ったら、世界中に、望む大砲を売りまくるぞ。」
と脅しかけるほどの野郎になっちまいましたとさ。

クルップ社は最盛期は46カ国に武器を売ったらしい。

ここらの話は、日本だと幕末から維新にかけて。

後に、日本も列強として軍拡の中、クルップ社の大砲を多く備えましたとさ。
  

Posted by たみ家 at 00:39Comments(0)

とてつもない10代

2009年07月16日

1812年生まれのアルフレート・クルップってご存知ですか?

「死の商人」の走りと言われ、鉄血宰相ビスマルクとツーカーで

1830年頃からのドイツの工業化・軍事大国化に大きな影響を与えた人で、今でもドイツを代表する巨大コングロマリットの創始者。

イギリスが独占してた鋳鉄の製造を小さな工房のような工場でお父さんが研究してて

多額の借金を重ねたが、生活苦から39歳で寝たきりになっていって窮死。

このとき、アルフレート・クルップ(以下クルップ)14歳。

小さな工場と少数の職人と多額の借金を受け継ぐ。

そして、工場に数年こもって研究を続けて、柄に花模様のついたスプーンなどをつくる。

柄に模様のついたスプーンを世界ではじめてつくったのはクルップといわれている。

そして、蒸気機関車の車輪や貨幣の鋳造機をつくって、ようやく事業は軌道に乗った。

これが、ビスマルクやヒトラークラスにドイツ近代史に最大級の影響を与えた男の10代の話。

ビスマルクは、軍事力強化、重工業化を進める一方、社会保険や労災などを整えて市民の暮らしを引き上げたといいますが、率先して、その制度を会社に取り入れたのはクルップ社。
  

Posted by たみ家 at 08:32Comments(0)

失業・転換 3 掛け算

2009年07月15日

東国原、橋下も
お笑いで有名になり

前者は講談社襲撃・淫行、後者は詐欺・偽装販売・同業者の業務妨害など複数の犯罪行為が明るみに出ている。

しかし、前者は徹夜続きになろう売れっ子タレントの身で早稲田に入学し、後者は司法試験に合格し弁護士やっている。

そして、知事になって、国政の台風の目とまでなった。

教育・学習に執念を持つ者の力、そして、それのペイする力をまざまざと見せつけられる。

お笑い・犯罪・教育の掛け算力がすごいのだ。

犯罪は悪、だけど、規格をはみ出すパワーや決断力(ある意味暴走力)や修羅場体験が、高いレベルの知識・教育と結びついたときにとてつもない掛け算力を生み出す。
まして、お笑いという人の感情や気分を動かすことに長け、テレビメディアまで味方につけてたら、大型台風に水蒸気がどんどん供給されるがごとし。

ヒトラーも売れない画家やったり建築の知識など演出力を持ってて、投獄経験や美大不合格などとてつもないコンプレックスの掃き溜めを持っていた。

似てる。
危険ではあるし、いいことだと思ってないけど、掛け算力とかペイする力という意味では認めざるを得ない。


ちょっと途中飛ばすけどね。


飲食店のパートさんにこそ、学校のお勉強が大きくペイする場合が多いのだ。

関係が遠いと大きな掛け算力が出る。
暴力×お笑い×お勉強。
こういう普通に関連しないものが爆発的な掛け算を生む。

近いとプラスの確実性は高いけど、ちまちました足し算にしかなりにくい。

たみ家のブログだって、もしたみ家が本職の経営コンサルタントや学者だったら目立たないかもしれないし、一般の人はそういう人のブログを見ようとしないだろう。

うどん屋やたこ焼き屋の方が政策・学問的なブログは読まれる。

うどんと学問が掛け算になってる例の一つかな。

たみ家は、開業前から、社会学とうどんは必ず大きな掛け算力があると踏んでいた。

在職中の職業訓練についても、在職時の職業に近いことも大事だけど、これは誰でも自覚する。
遠いものこそ、教えてやらんと意味を感じさせることが難しいし、なじみの少ない世界なので入り口でつまづきやすいかもしれない。

関連のあるものばかりやるのは、単純労働者としての兵隊力が上がったに過ぎない場合が多い、遠いところの掛け算の結果を多くの場合付加価値という。

つながりが不明確なものを掛け算でつなげる力を付加価値創出力というなら、関連なさそうなことをやらない人は、神様職人になるまで付加価値のない単純労働者にしかなれない。

力士が折り紙とかうどん店のパートがフランス語会話などやると案外大きかったりして。


それほどグラドルとしてさえなくても、ブログからブレークするなど

アイドルとして売れるには、巨○と学力とかの掛け算がすごいって、たみ家は、どんだけ昔から言ってたことか。

また、吉永さんだって、早稲田とか行ってることと、それだけの何かが雰囲気として出るのと大いに関係があると思う。

幕内のそれほど目立たない力士が折り紙が超得意で、作品集とか出したら、幕内に入ってるぐらいなら、折り紙界ではそれほどでなくても、すぐ有名にはなるだろうなあ。

プロ野球のヒーローインタビューで、尻ポケットから紐取り出して、素早く1人アヤトリで、両手広げて高々と「ブリッジ」とか「川」とか披露して喜びを表現したらすぐに歴史に残るほど有名になるだろうなあ。
  

Posted by たみ家 at 08:15Comments(4)

失業・転換2 在職中の職業訓練

2009年07月15日

たみ家は、現在どうなってるのか知らないけど

失業中の職業訓練だけでなく

低賃金労働者の在職中の職業訓練をしっかりしてもらいたい。

時給1,000円未満の非正規労働者が多い全産業で、在職中の人間に職業訓練をしやすい環境を整えてほしい。

無職になったとたんに、今までなじみのない業種に行くって、時間的・経済的余裕もないから気持ちの余裕もなくなるし難しいと思う。

現在地場零細のパートの人はほとんどだけど、時給1,000円未満の人こそ、最低賃金時給1,000円になったら無職になりやすい人の候補者だし、付加価値の低い産業から高い産業に労働者を転換可能とすることこそが国策として適うのでは?

まあ、労働者の能力が上がっても、企業の側に受け皿が必ずしもあるとも思いがたいが、一歩一歩として正攻法の手堅い一歩だと思う。

ただ、失業中の人の訓練だけでもたいへんなのに、在職中まで財源とかどうするんだ。
実施に当たって、どの程度のことをどこがやれるんだって話もある。

さあ、すぐに何か思いつくかはわからないけど、ちょっと考えてみたい。
  

Posted by たみ家 at 07:24Comments(0)

失業・転換

2009年07月15日

昨日、某ベテラン零細飲食の経営者に聞いてみた。


「最低賃金が時給1,000円になったら、多くの店がつぶれますね。
うちは家族6人で、パート2人だけど、それでも危ない。店もつぶれるし、つぶれなくても多くのパートが切られるし、雇ってもらえないしで日本の失業率は大幅に上がるでしょうねえ。大手も機械化を進めて人の方を切るでしょうね。」


さて、飲食のパートさんは辞めてどこに行くのでしょうか?
同じだけ雇い続けるなら、価格に転嫁されるのが自然でしょうが、これは上手くいくのだろうか?

また、ただでさえ、労働時間が長すぎる自営業者が、さらに雇用を抑制すると、どこの自営飲食店も慢性的過労死警戒水準にならないだろうか?

つまり、お店そのもの以外に収入や資産で恵まれてないと開業はたいへんな困難ごとになるということです。

多くの零細飲食店がなくなるのは、さらに付加価値の高い同程度以上の賃金の産業に転換していけるのなら、むしろ良いことかもしれません。

時給1,000円が維持できる地場産業は、零細飲食店に限らず少ないでしょう。

これは、地方分権に逆行するかしないかは、すぐにはわからない。
1,000円出せる職場がないから都会に出るしかないってことにならないだろうか?

価格を上げないために企業努力するってのは通常効率化・合理化のことだから、雇用を維持して時給1,000円なら価格を上げるしかないでしょうね。
これは、経済にいい影響を与えるのだろうか?

人数を維持して、労働時間を少なくして、総賃金を維持する場合は、非熟練労働者が増えて、全体的に非効率にならないだろうか?

小川淳也さんは、こんな簡単に思いつくけど、答えるのは簡単でなさそうな質問にどう答えるだろうか?

これぐらいに簡単に答えてくれんで、思いつきで人気取りのために公約して、後を考えてないんでは困るからなあ。

逆に、これに余裕もって弊害をケアする対策まで含めてきちんと答えられたら、ほんもんでしょうね。

たみ家は、今、日本で一番優れた人でも、答えることはできないと思ってます。

そもそも、ここんとこの総理大臣数名だって、日本で一番優れた人候補だったはずですしね。
  

Posted by たみ家 at 07:14Comments(5)

おぜにさん 雑感 11

2009年07月14日

民主党の最低賃金時給1000円は恐怖だな。
共産党が言ってるときは、まさか政権取ることはないだろうから、半笑いだったけど、経済界が猛反対するだろうから、どこまでやれるかはわからないけど、現実味は高まった。

零細飲食関係で、経営者が時給1000円取れてるところがほとんどないのに

どうやって、パートの人に1000円出すんだ?

多く、夫婦でやってるこじんまりとしたお店は、夫婦合わせて月500時間働いて、30万とか40万とかそんなもんだろう。
まあ、それでどっちかいうといい方だろう。

3世代で本家でやってて、親族5人ぐらい働いてるとこも、5人で月1000時間働いて、80万とか100万とかがええとこだろう。

社長や役員が1000円とれんのに、1000円払うとは、雇用者の義務ってきついぞ。

大きな修繕とかあったら、その月は、500時間働いて、月給10万とれんことなんかどこでもざらでしょう。

まあ、日本において、新規で零細飲食店が多くはじまるというのは、国として良くないことだろう。

率としては借金して、経営者もまず時給800円も取れず、ほとんどが確実に失敗するんだから。
そりゃあ、開業自体は、世の中のおぜにさんを回すけど、まずほとんどがまともな再起は無理だ。

民主党は、零細飲食店のような労働生産性や付加価値の低い業態を整理して、国力を上げようという意思表示をしたのだろうか?

自分にとっては、辛いことだが、時給1000円でもまともに生活できるかは怪しいんだから、それが出せない生産性の事業所はどんどんつぶれるべきという、政治団体としての明確な意思表示なら、それは反対できんもんがある。

民主党に投票するということは、時給1000円出せない事業所はつぶれるべきで、日本人自身も研鑽を高めなければならないという、自覚を持つということではないだろうか?

最低賃金1000円というと、「もらえる」と思う人が多いとまずい。
それが可能となる価値や能力を「出す」「つくり出す。」と思わなければ。

たこ焼きやうどんで1000円出すとなると、個人資産に余裕がないときついな。
純然と力勝負なら、人を減らして機械力でカバーできる大手資本に淘汰される率が上がる。
  

Posted by たみ家 at 06:16Comments(0)

なんでソ連は広かった?

2009年07月12日

小学校1年のときに買ってもらった学習机のデスクマットが、首都名と世界の主要建築物イラスト入りの世界地図だった。

メルカトル図法だから、ソ連とかグリーンランドがすごく大きい。

世界の国々への認識はこれが最初で、インドやドイツやアメリカぐらいのだいたいの位置のイメージすら、幼稚園までは何の取り掛かりもなかった。

それを見て思ったこと。

「ソ連広すぎ、なんか別の国との境目を入れ忘れてるんじゃないの?

最後は「国」となるのが相場だから、社会主義共和国連邦じゃなくて、社会主義連邦共和国の間違いじゃないの?
(当時、「連邦」の意味がまったくわからないけど、思い出したら、習ったことはなかったけど、「社会主義共和国連邦」ぐらいは読めた。特に小学校入学時に世界地図中に読めない漢字はなかったなあ。漢字なんかどこでも習ったことないけど、幼稚園ぐらいでも習わなくても見たものは覚えるものなのかな?あっ、やっぱりテレビとかで聞いたことがあったからなのかな?)

なにこれ?アメリカって、国と大陸があるの?

えっ、ニューヨークって一番大きいのに首都じゃないの?

合衆国の「衆」ってなんだよ?意味わかんねえ。

赤道って、何が赤いんだよ?(今でもわからん。英語だとイクウォーターみたいな単語じゃなかったっけ?まあ、英語でレッド ロードだったとしても、「なんでレッドなの?」って疑問は消えないけど。)」

とか、トンチンカンなことをいっぱい思いました。

学習机は、それを眺めるためにしばらく、前に座りましたが、ついに高校3年までほとんど一度も使いませんでした。
何かの練習か試合かテレビ見るか外に遊びに行くかしか、寝食以外に高校3年までのたみ家の学外生活はありませんでした。

ロシアが、シベリアに入っていったのは

商人が兵を雇って攻め入ったのが始まり

この商人が、ストロガノフ

ウラル山脈より西の毛皮が、乱獲でなくなったので、ジンギス・カンの兄弟の末裔のシビル・ハン国に攻め入りました。
ロシアのシベリア征服って、環境問題のハシりだなあ。

シベリアの語源は、このシビル・ハン国のシビルだそうで
これが、だいたい日本だと織田信長活躍のころです。

ビーフ・ストロガノフは、ロシアの豪商ストロガノフ家に伝わる料理。
ロシア革命で、金持ちは労働者に処刑されるので、外国に逃げましたが、それよりちょっと前に、ストロガノフ家のフランス人コック長が世界に広めたとウィキペディアには書いてありました。

毛皮を主に求めて、1636年には、シベリア全土を征服し、その後ほどなくアラスカまで征服しましたとさ。

ロシアがアラスカに入って行った頃には、ロシアの国家収入の三分の一をシベリア産毛皮で占めたこともあるそうで、最高級は黒テン、あと、オコジョやビーバーやカワウソやキツネや熊などからとったそうです。

そりゃ、シベリアの魅力が毛皮なら、中国の人は、あんな超極寒な地でロシア人ほど必死になれんわなあ。

どう考えても、シベリアを征服できる国はロシアしかなかった。

それに、寒すぎて、非征服民は、経済的に自立できないから、独立のために反乱する力もないし、もともと人口が少ないから、もう先住民よりも入植したロシア人の比率の高いとこばっかだから、反乱もしようがないし、埋蔵資源はあっても、食べ物も少なく、ロシア人もより厳寒なシベリアだけで独立したら辛いと思うだろうなあ。

それにしても、ロシア人、さらにアラスカを南下して、西ヨーロッパからの移民よりも数十年早くカリフォルニアまで来てたそうです。

ロシアは、日本の幕末に当たる頃1856年に、あのナイチンゲールを国民的ヒロインにしたクリミア戦争で負けておぜにさんが苦しくなったので、専制君主アレクサンドル2世が、1859年にアメリカにアラスカ売却を打診しました。

イギリスに売る手もあったけど、イギリスとはクリミア戦争でケンカしたばっかりなので嫌だった。

その頃は、南北戦争直前の不穏な時期でアメリカもたいへんだったので、1865年に戦争が終わって、1867年にやっと購入しましたとさ。

江戸幕府初期には、ロシア人は、シベリア全土を征服してて
大政奉還の頃には、ロシアやアメリカってもう、そこまでのスケールで外交やってたのね。
  

Posted by たみ家 at 22:19Comments(0)

今日の庵治

2009年07月12日

今日は、「何かしようで庵治」の活動として、海岸清掃に行ってきた。
高尻海岸には、はじめからゴミはあまりなかった。

美しい!

ゴミが少なかったので、時間より早く終わった。

波が静かでゴミが少なく、海水浴にはいいとこだと思った。


笑っこさんの車の後部座席に座ると、不思議体験ができるということが、たみ家と植物のお世話係さんとの間で一致。


夏が来れば、海岸清掃。

そこで

夏が来ぅれば想いだすう♪

きれいな海ぃ♪

高尻よ~♪

とか替え歌をつくることにした。


順番がばらばらですが、いなかの不動産屋で、野菜をまとめ買いした。
ちょい悪親父さんがずいぶん安くしてくれました。

ピーマンは、多すぎるので、近隣中華料理店などに配ってます。

トマトときゅうりはそのままかじりました。

ナスは隣のおっちゃんが、塩漬けにして、酒のあてにするのでくれと言ってきた。



突然、話はとびますが、昨日、香西のラーメン「とん太398号店」の前を通った。

たみ家、運転中の心の声
「398号?県道の番号?そこまであったっけ?国道バイパスができて、県道に移管されたとこでもまだ278とかそんなもんじゃなかったっけ?たぶん、32号バイパスの直近の移管分が282号で、その前に五色台の有料道路が一般県道に移管されたのが281号だろう。最近、歴史の年号語呂合わせやってるから、398号を走ったら、ざっくばRUNだなあ。わっはっは。オヤジギャグを越えて、人を害するほどくだらんなあ。」

さて、庵治の県道番号は36であることが発覚
って、通ってたらわかるけど、庵治半島一周約20キロの愛称は「さぶろー」と、たみ家が、勝手に決定!

さぶろーを走れ!
さぶろーと走れ!

さぶろーが半島一周してるから

(男も女も)
さぶろーに抱かれて♪

25日に、流政之先生のアトリエが一般公開されるらしいけど、これも、さぶろー沿い。

フレーフレーさぶろー
ビバさぶろー
がんばれさぶろー
ブラボーさぶろー

もちろん、高尻海岸もさぶろー沿い
10月末のマラソンもさぶろーの上
  

Posted by たみ家 at 15:13Comments(3)

おぜにさん雑感 10

2009年07月11日

パートが急に休んで、1人でうどん屋をやると、お客さんの数が1日50人ぐらいでもかなりしんどいと聞きます。
たみ家も経験でそう思いました。

でも、6、7人いれば、700人とか800人の来客に対応できます。

いちおう、店主はエース格です。
パートは6人目、7人目になると、かなり能力が落ちます。

エース格1人でも50人がやっと

パートに少々ドンくさい人がいても、6,7人いれば、1人当たり、100人以上に対応できます。

しかも、家賃とか電気代とか来客に関係なくほぼ固定の費用部分があるから、1人当たりの利益は、もっと差が開きます。



1人世帯で、月額25万円の収入では大していい暮らしはできません。

たぶん、5人世帯で月額60万円の方が1人当たりは12万円ですが、いい暮らしができてると思います。

同じところに固まって住んでるだけで、1人当たり倍以上おぜにさんが効用を発揮するということです。


さて、大企業に行けば、大企業病とかマニュアル偏重とか縦割りの非効率とか1人1人仕事の意味が見えなくなってるとか役に立たない提灯持ちみたいな側近がまともな仕事もせずに高給を取ってるとか言われます。

でも、大企業の方が圧倒的に1人当たりの売上が大きいのです。

たみ家とパート総勢合わせても年2千万円売れませんが、大企業なら、正社員1人当たりの売上は、年4千万円以上のとこが多いでしょう。
うちのうどん屋はほぼ全員が売ることに直接関わっていて、大企業は売ることに直接関わってない人がすごく多いにも関わらずです。


マニュアル病に陥ろうが、イエスマンや提灯持ちが幅を利かせて、病理的な非効率を起こそうが、人がたくさん集まっておおよそ合理的な予測のもとに動いていれば、少人数が仮に能力が高いとして死ぬほどしゃにむに正しくがんばるよりも、おぜにさん的には上なんでしょう。

「人を減らそう」でなく、「人を増やそう」が基本正しい。
少々遊んでるやつがいても、人が多い方が上手くいく。

多人数と少人数だと多人数が一人当たり倍以上の生産性を上げることが多い。
少々遊んでるやつがいても、全体を半分に落としたりはしない。

反例をいくつ挙げてもらっても、トータルで、大企業が零細企業よりも圧倒的に1人当たり売上が大きいのは、傾向としては間違いないだろうから。
人数は多いほど原則生産性は上がるんだ。

6、7人いて、ボンクラが混じってる方が、トータルで、エース1人が獅子奮迅するよりも、1人当たり数倍の利益が出てることの意味を確認しないといけない。


ただ、人を増やすには、仕事をつくらないといけない。
従業員1人当たりで50人の来客に対して、従業員6、7人で700人の来客ならそうだが、6,7人でも50人の来客なら確実に破綻する。
いい事業計画や商品や人が活きれる店舗やシステムを、つくったり、選ぶ必要がある。
それに能力がいるし、能力がある企業でもなかなかそれができない時代ってのもある。
  

Posted by たみ家 at 04:20Comments(4)