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Posted by あしたさぬき.JP at

何の80周年?

2009年10月25日

1929年世界大恐慌の「暗黒の木曜日」が10月24日だったので、昨日が80周年でした。

ナチスが第1党になった1932年。
ヨーロッパはソ連とファシスズム政権などの独裁国家になっていく国と失業率20%以上の国がほとんどを占めました。
例外は、フィンランド、チェコスロバキア、スイスのみ

イギリス、アイルランド、フランス、オランダ、ベルギー、ドイツ、ノルウェー、スウェーデンは失業率20%超です。

スペインでは、ファシズムと反ファシズム政府が戦い、
ソ連が反ファシズム、ナチスドイツがファシズムを応援して、スペインがプレ世界大戦の場になり、1937年4月26日、スペイン北部、フランス国境に近いゲルニカがドイツ空軍の空襲を受けました。

これを題材に、ピカソは「ゲルニカ」を描きました。

ここでは結果、ファシズム側が勝ち、フランコのファシズム政権が誕生しました。

今の不況の程度でも、庶民の不満が政治を大きく変えました。

失業率が20%を超えたら、体制が民主主義であるか独裁であるかなど気にしなくなり、発展やおぜにさんの問題を何とかしてくれれば、制度や形態に無関心になるのもありそうな話だ。

80年前の世界大恐慌も企業減税など大企業の利益を優先した当時のアメリカ共和党政権の経済運営が過剰な生産と株等への投機的取引をもたらしたことによるとされてます。

第一次大戦後の復興をアメリカ資本をあてにして乗り切ろうとしたドイツがつまづき、ドイツの賠償金支払いをあてにしてたヨーロッパ諸国がこけ、不況は深刻さを増していった。

例の高校世界史教科書のP164~167を題材に。
  

Posted by たみ家 at 21:16Comments(0)