街角のうどん屋から

  

東京の某博士から

｢たみ家は東京の大学でも十分通用するから講師で来いよ。｣

とは何度か言われている。

｢そんだけど、非常勤からだし、月十数万円かもしれないし、大学教授理不尽なのたくさんいる中で上下関係きついから、たいへんよ。｣

｢まあ、非常勤プラスの仕事は何か紹介するわ。たいへんだけど学問本気でやるなら東京来いよ。｣


ほんま、それなりの待遇で請われて行くんでなければ、うどん屋の方がいいね。

請われて香川でやって、うどん屋も続けるのが理想だわな。

地域振興をやるなら香川から以外は考えないが、女性の地位と世界平和やるなら、普通に考えて東京か？

まあ、待遇の問題じゃないにしても、この歳で店閉めて、｢経験のために｣月十数万円みたいなとこに、わざわざ引っ越して、高松にローン払ってる持ち家もあるってのは無いね。

東京は家賃だけでもアウトローみたいなとこでも５万はするだろうし、うどん屋で残りのうどん食べるみたいな食費じゃないし、スーツも新しいんいるだろ。

わし、東京もう７年行ってないなあ。
東京への憧れなんか一切ないけどね。

ただ、何かをマジメにやり出すと、｢東京にしか学んだり、切磋琢磨したり、自分を認める相手がいない｣と感じたとき、｢東京でないとダメ｣って思うのかな？

まあ、たみ家は東京行きたいとは思わんな。

世俗的な栄達に興味がないからうどん屋なったのにね。

学問的到達には興味あるけどね。  

たみ家が長年見るに、優しい意見を言う人は無関心なことが少なくない。

厳しい意見が正しいか良いかはわからない。
しかし、厳しい意見を言う人が無関心であることはまずない。

はっきり覚えてないけど、
｢愛することの反対は憎むことでなく、無関心だ。｣
みたいな言い方がある。

たった上だけの形式論ではどうとも言い難いけど、身許の割れる状況での厳しい意見は、優しい意見より価値が高い確率が一般的に高いことは間違いないだろう。

優しさに本気は担保されないが、厳しさには本気が担保されてる率が高いことは比較論では間違いない

たみ家も厳しめの意見言うときは、優しさが楽なことを確認して、さらに利害関係者への誹謗中傷にならないか、全方向見回して、さらにそれでも厳しく当たるだけの本人価値または公益価値があるか考えて、初めて優しい言葉を厳しく差し替えるもんね。