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Posted by あしたさぬき.JP at

遡上経営 業務スーパー ブラトップ うどん たこ焼き

2009年01月17日

服の小売では、ユニクロさんが1人勝ちだという。

イオンさんは、PBのトップバリュをNB化しようとしてるとか聞いたことがある。

売るってことだけでは付加価値が小さいので、メーカーもやらないとしんどいと。

原材料をつくることから最終消費までの流れを、売るってことだけではやっていけないとか、機動的に品揃えしたいからとか、さかのぼってやることを増やして行こうとするのを「遡上経営」というらしい。

業務スーパーを全国に展開する神戸物産さんなんかは、エジプトのナイル河畔の広大な国有地をエジプト政府から買い上げて灌漑施設をつくって、自社農地にするなど原材料づくりまでどんどんやることで低価格を実現しているらしい。


ユニクロさんが自社でつくって売ってる「ブラトップ」って、ブラのカップが、キャミソールかなんか知らんけど服の裏にくっついてるのが売れてるらしい。
ユニクロさんの中でも3年ぐらい前からけっこう売れてたらしいのだが、下着としての位置づけで販売してたがあまり注目されてなかったらしい。
それが、お客さんの声で高い評価を集めてから、大々的に押していくようにしたら大ヒット商品になったらしい。
きつく寄せて上げる下着が多い中で、「楽に着たいんです。」という声が多く聞かれるようになってきたのだという。

あれは、ユニクロさん以外が真似しようとしてもつくりにくいものらしい。

服づくりと下着づくりのノウハウを両方持ってるところがほとんどない。
例えば、トリンプさんとかワコールさんとかは、服をようつくらんかも。

またブラのカップサイズを細かく取り揃えて、服の色もいろいろ用意して、かつ、下着とカップを縫い付けるという手間な、高コスト構造の商品を低価格で実現できるのは、全国に700店の販売網を持つユニクロさんの規模がないとできないらしい。


うどん店はどうか

小麦粉からうどんをつくって、メーカーをやってる。

もちろん、小売もやってるが

外食だから、サービスもやってる。

一箇所で、メーカー、小売、サービス業までのラインをこなしてる。

農家もやってて、野菜とか自分でつくってたら、さらに遡上してるし、製粉会社さんなんかがうどん屋やって粉づくりからやってたら、メーカーとしてはさらに溯上してる。
まあ、農業や製粉の方が一般的に土地や設備が大きいので、遡上でなく、それらが川下りして、うどん屋を始めるってパターンでしょうが、ラインを長く占めてることには変わりない。

メーカーとしての付加価値づくりまでやってるから、あんな小さくて非能率な構造のうどん店がやれてる。

かけ100円台では、家賃の有無などによってサービス業としての付加価値を出せてるかどうかの別れ目になる。
うちなんかは、サービス業としての部分を出せてない。

また、天ぷらや惣菜などに、外注のものがあると、そこはメーカーとしての付加価値が出せてないことになるので粗利はたいへん薄いものになる。

メーカー、小売、サービスをほぼ全品目でやれて、それぞれの付加価値を充分に出せてたらけっこううどん屋も儲かるかもね。
しかし、これはかなり豊富な労働力を要するし、小さな個人店舗としては設備投資が大きい。

ほんと小さな家族だけでやる店でもうどん屋の開業費は、準備期間の生活費なども合わせたら、全部設備や道具が残ってるような居抜きでも800万、たいていは2000万ぐらいかかる。

本やコンサルが「300万で」とか言っても、それは気軽に開業させようというウソで、どんなに完全に設備が残ってても、800万はかかると思っておいた方がいい。

野球のイチローでないけど、最高の成功例を探せば、そりゃあ200万でも100万でも例はあるだろうけど、300万だと思って800万だったら頼る人がいなければ、破産とかホームレスだから、最高条件の居抜きでも800万はかかるものと思っておきましょう。

家族労働力が多いか資金が豊富かでないと、なかなかやれん。


たこ焼きも、あれはあれで、メーカーと小売とサービスを一箇所でこなしてるといえる。
あれは、ほんまに祭りの屋台見たらわかるように、設備費だけなら30万で開業できるのはあながちウソではないな。
もちろん、賃貸なら、保証金とかいるから、100万はいるでしょうが。

これに、売上から生活費が出るまでの生活資金入れたら、やっぱり数百万はいるでしょうけどね。
生活費他から得てて、自分の家でやるなら、30万はウソでないな。


しかし、低投資といっても、たこ焼きは売れんとこはとことん売れんのはわかる。

また、注文聞いてから焼き始めて売ったのでは、売上をローソンバイトした方がマシという程度の利益を出すのが難しいかもしれないし、どうせ待つからとまたお客さん離れを起こすかもしれない。

焼いて保温して、時間が一定以上経ったら捨てるという方針なら、焼いたものの7、8割方捨てることだって場合によっては覚悟した方がいいかもしれない。
しかし、田舎に行ったら、それでも売り切ることを優先するとこが多いから、たみ家をして、「高松の飲食業の中で、たこ焼きが最も。。。。。(書かない。)」とか「無料でもいらない。一皿食べるのが苦痛だったよ。」と言わせた店が多かったゆえんかも。

7割捨てることを覚悟するぐらいなら、価格を下げて原材料を良くするか、おぜにさんかけてでも上手に広報するか、何が何でも評判をとっていった方がいいかもね。
その辺の感覚がまだつかみきれない。

たこ焼きは、少人数かつ短い労働時間で、工場、小売店、サービスショップの三つを同時にこなせる業態だけに、その特性を活かせるようにしたいね。
  

Posted by たみ家 at 06:34Comments(4)