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Posted by あしたさぬき.JP at

400円の缶コーヒーは高い?

2008年03月11日

20年ほど前、富士山の山頂の休憩所の缶ドリンクが400円と聞いてました。
行ったことないし、山頂にあるかどうかも自信ありませんが、聞いたときはとにかく「高過ぎる!他に買うとこがないと思って、無茶な暴利だな。」と思いました。

商売を始めてみて、驚くほど見方が変わったのは、今では
「たぶん400円じゃ。赤字ギリギリだな。儲けにもならんのに、よく利用者サービスのために置いてくれてるな。」
と思うし
ホテルとかフェリーの中の自販機で130円とか150円で、外で120円以下の商品を売ってますが、これも、1日数十室稼働しても、この人数で自動販売機置いて、簡単にはペイするとは思えんなあ。

富士山なんか、私有地でもないだろうから、ほんと最低限に抑えてくれてると思う。
シーズンも短いし、商品の搬入もゴミの処理もたいへんだし、電気系統なんかのトラブルに駆けつけるのもただごとじゃない。
もし、シーズンに長雨や荒天がかかったりすれば、すぐ赤字になるだろうなあ。
こんな、不安定な状況なのに、下界の喫茶店と同じぐらいでコーヒーが飲めるなんて。

これを高いというなら、夜の古馬場で、ウィスキーを2,000~3,000円以下でボトル下ろしてもらわないと。

サービスの供給の側からの視点ですが、まちづくりとか環境対策なんかも、「富士山で缶コーヒー400円!?」に対して「高い!ボッタクリや!」という見方に対して、「なぜそうなのか?」とか「これじゃ赤字かな?よく置いてくれてるな。無かったら、それなりに重い水筒をよけいに持って登山しないといけないし、思ったよりのどが渇いて困ったりしたら、たいへんだよなあ。」とか、いろいろな見方ももって、その中から、またいろんな意見が形成されていくのがいいんじゃあないかと思う。

ガソリンの暫定税率ほかいろいろな世論調査でも、もっと小さなレベルの会議でも、何でもだけど、富士山の400円に対して、「高過ぎる!」しか反応がなかったり、それに対応する議論が成熟してないうちは、何も決めるべきでないと思う。  

Posted by たみ家 at 08:29Comments(0)