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Posted by あしたさぬき.JP at

逮捕してほしい

2011年01月03日

朝日新聞キーワード解説「寄附行為の禁止」より

公職選挙法は現職の政治家や立候補の意思のある人が、選挙区内の人や団体に金品を配ることを禁じている。金のかからない選挙の実現などを目指した90年の同法改正で規制が強まり、政治家本人が出席する結婚披露宴の祝儀や葬儀や通夜の香典を除き、どんな名義であっても、中元や歳暮のほか地域の祭りへの寄付など、一切が禁止された。一般の社交の程度を越えない範囲の寄付で選挙に関するものでなくても「50万円以下の罰金」の罰則が定められている。


個人的には、宇多津の町長の報酬返上は、逮捕してほしいぐらいだと思っていた。
全額返上は町議会で否決はされたけど、似たような結果にはなっている。

報酬としてもらう前だから、自分のおぜにさんでないから犯罪でないという理屈だけど

一旦、もらって寄附した場合なら所得税が数百万、県民税、社会保険料、国民健康保険料などかなり徴収されたのに、犯罪たる寄附よりも儲かるやり方で、所得税も県民税も払わず義務も果たさずに犯罪と同じ結果を起こしやがった。

つまり県民税を犯罪行為のために事実上脱税されたので、香川県民みんな損してます。
所得税も脱税されたので、日本人みんな損してます。
それがみんな宇多津町内の小学校のエアコンという宇多津町民の財産になり、事実上宇多津町長の銅像が教室の中にできたわけです。

宇多津町の歳入から払われたからいいとか言い出したら、高松市の職員の給料は高松市民のために使う目的に転用されるのなら所得税も県民税も国保料も払わなくていいってことになるでしょう。

アホなこと言わんの。
公職選挙法の趣旨がまず念頭に置かれるべき、そして、その実質的に犯罪といえる行為の態様と結果に加えて、さらに事実上の脱税が加わってるところがいかん。


宇多津町民も香川県民も日本人も恥ずべきだ。

おぜにさんが入ったらそれでいいと、公平さとか正義とかに対して、民衆が責任を負わなくなったときに

ヒトラーやスターリンが現れたり、権力者がおぜにさん持ちやおぜにさん持ちの都合のいい人ばかりになって、民衆がわからないうちに民衆の奴隷化を進行させるのが、歴史の常なのに。

宇多津町長のやったことに疑問をまったく感じない人は病気です。

結果として必要悪だと思う人がいたとしても、そこに悪の部分をまったく感じない人は精神の病もええとこ。

たみ家は、10歳のときからおぼろげに、18歳のときにはかなりはっきりとした問題意識となり、22歳では自信を持って、26歳で確信にかわり、30歳で使命を持ってこの病の治癒に力を尽くさねばならないと思うようになった。

チフスやペストなどの伝染病の治癒に命をかけた医学者の気持とたみ家がブログを書いてるときの気持は似ているのではないかと思っている。

たみ家は書生臭いことを言う気はないんですわ。
正義よりも生きることが大事でしょう。
でも、生きられないほどの事態につながる人心の崩壊には警鐘を鳴らさないと。

物事はすべて矛盾でしょう。
矛盾の解消の中で行われる行為は、たいてい何事も善なる意味を含んでいる。
その矛盾の、現実的な解消がだいたいの世の中の営みでしょう。
その中でバランスを崩壊させることが問題で、おおよそすべての営みは常に、どのような状態からでも、バランスを崩壊させる恐れを内に外に持っているわけで、一つの良い理由を持って、何かを正当化することってできないんです。
  

Posted by たみ家 at 11:01Comments(0)