熱血じいさん

2012年12月22日

最近ときどき会う、中学出てでっち奉公から26歳で独立して、ちょっとした財をなした地主みたいな人が言った。
「たみ家もわしもプロ野球選手にはなれんから見て楽しむ側に回るしかない。そんなかで得意なことを見つけて銭を稼がんと、他人の何倍も頑張ったとしても成果はなかなか出ないだろうなあ。それでも得意でないことをする考え方はその人の人生だから、否定はできんが、単に職業選択という意味では、得意でないことを職業にしとる若いのが多い。たみ家の得意なことはなんだ?銭儲けはそれでせいや。それが世の中のためにもたみ家のためにもなる。」
この熱血じいさんは、わたしがうどん屋やってたことさえ知らないほど道で何回か話をした程度の人で、ほとんどお互いについてしゃべったことないのに、よくこうも他人のことにこれだけ強く口出しするもんだと思うけど、この人の財をなす過程がすごかっただろうことは、この人のつくった会社や発明品を見たらわかるし、言うてることは間違ってもないと思うから、へいへいと聞いておきました。
脳梗塞で倒れた時期もあったんで、若いもんに自分が伝えられることを伝えておきたいと思うようになったんかもなあ。



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