野球の試合か

2012年06月02日

今日、手伝いに行ったうどん屋も、たみ家合わせて9人だったよ。

繁盛店は9人が多いって何かあるな。

そこより弱いチームたみ家で、エースだったんだからと、いきなり6番サードぐらいで人が足りないからと試合に出されたような気分だったけど、やってることや楽しさや疲れ方は、野球の試合に頼まれて出るんと同じようなもんで、他にすることないんなら、タダでやってあげてもかまわんと思った。

玉をとったり、茹でたり、釜や盛り付けにつなぐのも、送球したり、サイン確認したりみたいなもんで、お客さんがたくさんいて、社会的実態がある分、遊びで野球やテニスするよりおもろいと思ったな。

試合が終わってスタッフで並んでうどん食うなんて、ほんまに野球の試合の帰りにクリソツだ。

まあ、やっぱり事実を尊重しないといけないね。

色んなこと同時に動いてたくさんの仕事をこなしていると、すごい人っぽいけど、9人持ち場についてその場で歩かず手だけ動かし続けてる店には勝てないからね。

そうなると、それだけの資金、集客、広告・知名度、ビジネスプラン、ノウハウ、店舗といったものが不可欠だね。
おぜにのない人のうどん屋は笹舟を逆流遡らせるようなもの。

ゆで玉子むくとかも、えんえんその場で直線的にむき続けられる規模でないと、5個や10個を色んな種類出してたら、商売の値段でものを買えない 。
40分ぐらいゆで玉子むいてたら、卓球のラリーかと思ったよ。
速く、無駄なく、繊細に、速く、優しく、正確に
たんたん、たんたん、無心に無心に、玉子の薄皮を残さず、白身を壊さず、すべりのいいポイントを目と指の勘で探して探してって、スポーツだよ。

まあ、何とて
家で寝そべったり、近所をジョギングしたり、浜辺の清掃するより、そこにそれを求めて喜ぶ人がいるんだから、よっぽどやりがいあって楽しいよ。

そんな喜びに憧れてうどん屋始める人はいるけど

たみ家が、仮にタダでも、遊びより喜びがあると思うことを職業にするなんて、並大抵の見通しや見極めではたいへんだな。


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