紆余曲折

2012年06月02日

今までも、讃岐うどん経営考察については、世に出たものとしては意義あるものを残した方だと思いますが

紆余曲折の末、いったん再整理

儲かってる店主は、調理や作業や接客して儲けてるわけではない。

投資、企画、運営、管理で儲けていて

調理や作業や接客は、誰でもできるんです。
だから、儲けてる店ほど人数増えますが、9割が時給の人になるでしょ。
儲けるってことは、調理や作業や接客は誰でもできるってことなんです。

家族だけで家でやってるところが現金残すのは、儲けてるというより、支出がないから現金が残るとか、家族が固まって住んでるから、上手にサラリーマン収入加えてるってことなどなどで、これらは、後から開業する人はあまり参考にできない。

投資、企画、運営、管理で儲けるんですが
さすがに掛け算のもとが無いことにはどうにもならんから
もちろん
調理や作業や接客も大事です。

でも、掛け算が始まらないと、いくら調理や作業や接客が良くても、儲かりません。
若い人は、ボーナスも退職金もないことやるんだから、儲からないと家族道連れでたいへんだと思います。
店主が作業しないといけない限りは、退職金や老後の意味合いの資金はなかなか出ないでしょうね。
作業しなくてもいいけどあえてするのはいいんですが。

とにかく、儲かってると思うところの立地、店舗、オーナー、オーナー家族などをよく観察しましょう。
うどんは店のを参考にしなくても、一人で味をつくれますが、店と人間は外で見るしかありません。

とはいえ、うどんや惣菜も大事に決まってるんです。
大事でないはずがない。
ただ、どこでもパートやバイトが調理の多くを支えてるし、オーナーが麺も惣菜も調理する規模と効率では、香川のうどん屋で利益はなかなか出ないから、調理や商品は「技術」でなく「企画」だと思うべきでしょう。
「技術」なら、人の代わりもきかないし、増えた新しい人は主要な調理にタッチできないことになりますからね。
「技術」である限りは肉体労働者で、すき家や機械化された店と勝負して儲けなくして身体壊すコースに入りやすい。
「企画」と考えれば、美味しいものを誰でもつくれて、身体も壊さず休みもとれる。

今回、「技術」でなくて「企画」です。
って整理は、なかなか良いのでは?

さて、立地に関しては不動産収益物件への「投資」の見極めと言えますが、車のお客さんがメインの店でも、近隣を歩くことをオススメします。
町工場があれば、12時にどれだけ人が出てくるか?
中で強制的に全員弁当食うとこもあるしね。

また、商業地やオフィス街は飲食店やコンビニや弁当屋がひしめきますが、工業地域や準工業地域なら、働く人に対して競合は少ないかも。
わかりやすい先駆者は、言わんでもわかるとこですね。


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