お店の玄関はどこか

2008年05月04日

近頃は、コインパーキングもいろいろ競争がはげしく、駐車場の入口かどこか目立つところに、LED看板で、その近くのお店の目玉商品やパーゲンの情報を流したり、サービスしてるとこが大都市にはあるらしい。

日経流通新聞に書いてありました。

商店の玄関は、売り場の入口でなく、駐車場なんだと。

だから、駐車場で、お店の情報を流すべきなんだと。

これは、正論だと思うなあ。

その割りに、高松市内のコインパーキングには、お店の看板やサービス情報を出してるところがほとんどありません。
うちの近辺に関してはほとんどゼロです。

丸亀町や常磐街にはほんのほんのちょっとだけ、情報出してるとこもあります。

瓦町駅に広告を出すよりも、至近のコインパーキングに看板を出す方が、効果も何倍もあるし、広告料も数分の1で済むはずです。

また、至近だけに、看板にプレートを挿し入れ出来るようにして、イチオシや目玉商品などの情報をどんどんアップデートできるので、漫然と駅のホームに広告入れるよりは断然いいですよ。

駅と違って、至近だから効果が高いし、至近だからこそ、こっちが駐車場利用を促進するといえるので、パーキング会社からの協力も得やすいでしょう。

交通バリアフリー法では、一日の利用者数が5,000人以上の駅は、バリアフリー化しないといかんことになってますが、県内には、JRで、高松、丸亀、坂出のみ、コトデンで、瓦町、片原町、築港のみでしょう。

街中のコインパーキングは、1台枠あたり、丸亀町近辺なら、土地賃借料、機械の償却、管理費、修繕費などを考えると、月で5万円分ぐらい使ってもらわないとペイしません。
って、ことは、駐車が仮に1~2時間平均として、平均2人乗ってたとしたら、500人ぐらいは乗るわけです。

すると、200台ある大きなコインパーキングなら、月10万人だから、お金払ってまで駐車場に停めた、降りてお金を使う意志がはっきりしたうえに、駅よりも至近に来てる人が、県内の鉄道駅のトップクラスに近いほどいるわけです。

この辺りから推定していくと、コインパーキングのあるところはどこでも、ほとんど看板を出す価値があるといえそうです。

駅と違って、コインパーキングは看板を、敷地内に、タダで出さしてくれるとこだってあるかもしれないですよ。
パーキングとの互恵的な関係が確認しやすいので、ある程度、利用実績があるお得意店がかけあってきたら、「はいどうぞどうぞ。」と来る可能性もなくはないでしょう。

パーキング会社は、駐車の妨げにならずに、利用が増えるのであれば、他に関心なんてありませんから。

中心市街地のお店の玄関は店舗の入り口だけでなく、近隣のコインパーキングってのは正論だと思いますが

ときどき、たみ家をがっかりさせるのは

たみ家が「お店の玄関は近所のコインパーキングだろう。」っていうと、ピンと来ないのに。

日経流通新聞に書いてあったというと、とたんに、「そりゃそうやろう。」みたいにいうパターン。

こういう方には、権威主義に陥らずに、自分の頭で自分の責任で考えるクセをつけてほしい。

お金を貸してくれるかどうかとか、事業にゴーサインが出るかのような、個別具体の権利や権限に関することは誰が言ったかが大事ですが、一般的に物事を良くするには、どうしたらいいかを考えるには、誰が言ったかでその評価を左右されないことが大事です。

①誰が言ったかが気になる人は、組織をうまく渡ったり、パイの中で自分の取り分を取るのがうまい人。

②気にしない人や気にしても評価を変えない人は、組織の外の社会を良くしようとしたり、パイを大きくするのがうまい人。


世の中では、①の人の方が優秀と言われやすいでしょうし、経済的にゆとりのある生活しやすいでしょう。
これは権威主義でけしからんところはあるけど、大きくまとまった組織でないと大きなことができない社会にあっては、ある程度やむをえないこと。

ただ、やむをえないことの裏にある密接な危険や弊害、なぜ、政策や政治にかかわる大きな物事や不祥事の防止策などは積年うまくいってないことが多いのかなどをまじめに考えようと思ったら、そういうとこにも目配りをする必要がありそうです。

つまり、優秀な人の層ほど、物事を良くすること自体には性格が向かなかったりするんです。
まあ、さすがに、①の人も優秀といわれる人は地頭がいいし、優秀とされれば何某かの訓練は受けるので、多少はやるでしょうが、性格的に組織の外のことを考えたり判断するのに向かないんです。

だから、物事良くするのには、優秀な人ほどそれをするための頭が悪いのに、地位に座って大勢でそういう人達が固めてしまってるってのはあると思う。

とってもキツイ言い方にもとれるかもしれませんが、県内はもとより国内のほとんどの大組織、大会社の人はそれなりに身につまされるでしょうし、反論もできないのではないでしょうか。



この記事へのコメント
 こんにちは。とても楽しく拝読させていただきました。わたしはただの主婦ですが、こういったお話をお聞きするのが好きです。
 お客さんに、たくさん利用してもらいたいですね。
Posted by 柳下玲優 at 2008年05月04日 13:55
柳下さんこんにちは
知床って上の方にあるけど、北海道の方ですか?
高松にぜひお越し下さいとは、さすがに言いにくいですね。
Posted by たみ家たみ家 at 2008年05月04日 20:01
 こんばんは。
いえ、北海道は若かりし日の旅行で大好きになった土地です。わたしは関東に住んでおります。
 本場のさぬきうどん、食べに行きたいです。
主人と結婚したばかりの頃、一度計画したこともあったのですが、なんとその年は水不足で香川県のうどん屋さんが大変という時でした。それから子供が生まれてなどでいかずじまい。今度計画してみます。 
 チャットのようになってすみません。
Posted by 柳下玲優 at 2008年05月04日 21:55
柳下さんこんにちは
なるほど。関東の方ですか。
たみ家は北海道は札幌までしか行ったことないですね。
こう、店と近所ばかりにいると、旅行意欲というものを忘れてしまって、自分のいるとこをどうしようかばかりになってます。
Posted by たみ家たみ家 at 2008年05月05日 10:13
 
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