敵の理屈を知る

2008年08月25日

「議論をするためには、相手方の理屈を相手よりも滑らかにしゃべれるようになれ。」
とは、何かの本で読んだことがある。

「7つの習慣」だったかも。

たみ家は、一見、マイ箸反対してるように見えるかもしれませんが、そうばっかりでもないし、何にしても世の中を良くしようと行動しようとされるわけだから、やってる方たちには好意を持ってたりもします。
たみ家的には、マイ箸されてる女性はとくに育ちが良かったりかわいらしく見えたりもします。
しか~し、それとこれとは別なんですわ。
自分はしないけど、クリスマスカードとか書く人はかわいらしいですなあ。

資本主義社会の日本は、マイ箸1膳洗ったら50円ぐらいかかるかもなあという理屈で動いてる。

また、いろんな商品が広まるか広まらないかはちょっと便利かとっつきやすいかだけで、箸洗うよりもはるかに微細な手間がネックになって広がらんでしょ。
予約録画も携帯電話のいろんな機能も、箸洗う以下のめんどさがネックになってそんな機能があることすら忘れられてることが多い。

産業社会の理屈と、ちょっとでもストレスやめんどさを嫌う人間性が、広まらないネックなら、広まらない理屈について、広めたい人は大いに学ぶ必要があると思う。

何であれ、対立する相手方の理屈はよく知らないといけない。

アメリカは、日本を戦争で負かすためにも戦後統治するためにも、日本の文化や習慣などをかなり研究したと聞きます。

対立する相手方の理屈に詳しくないと、勝利が遠のいたり、戦後の融和が遅れたり、長い内戦になったりするというのが、歴史の経験則のような気はします。

「自分らに無理解でなく、よく理解してのことだから、協力しよう」という気持ちが強くなるかもしれない。

昔、たみ家が、アメリカの社会について勉強をそこそこ本格的に始めたのは、アメリカ主導のグローバリズムが私らや私らの地域を圧迫したり疲弊させてくるだろうと思ったから、その対策を立てるためには、そこの理屈を学ばなければならないと思ったのが大きな理由でした。

今、投機マネーが原油や食糧を高騰させているという人が多くいます。
アメリカ以外は投機マネー規制やむなしというとこが多いのに、アメリカは規制に反対。
アメリカ発のさまざまな理屈や経済のツールが私らを苦しめるだろうと危機感を持ちましたが、やっぱりそうなってるかも。


ああ、ほんまに書ききれん。
どう要約しても書ききれんし、たくさんの傍論を読んだうえでないと、なかなか本論がわかりにくい話だと思うんですわ。



この記事へのコメント
すごく参考になりました。

敵の内側を理解しないと・・・。

でないと、逆に突っ込まれますよね(笑)。
Posted by 秀一郎秀一郎 at 2008年08月26日 21:01
秀一郎さんおはようございます。
確かに、相手が何を不都合と思ってるかを知れば、相手を誘導することができるかもしれません。
「手柄になることしかしません。」
というような人がけっこういたりするような。
Posted by たみ家たみ家 at 2008年08月28日 07:20
 
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    コメント(2)