年収300万を基準に

2011年05月18日

新聞でも、あしたさぬきの婚活事業者のブログでも、男性の年収300万が結婚できるかどうかの基準と書いてある。

森がつく、なんとかさんが「年収300万時代を生きる」なんて本出した頃は、「300万って何よそれ〜大卒初年度の数字やん。ええ歳してそんな時代ってこわ〜」って思ってたら、すごいスピードでそんな時代来たなあ。

勤め時代は、年収300万以下の人って知り合いにいなかった。

でも、うどん屋してたら、地場の食品、その他出入り業者で、年収300万以上の人なんか聞いた範囲では皆無だね。

やっぱり男性の年収200万ぐらいの業種では、未婚率高いなあ。

某婚活事業者ブロガーの方は、ええ歳の男性で派遣でフルタイムで年収200万では女性会員が結婚を考える対象になり得ないと言い切っていた。
耐久お姫様抱っこ大会の参加者集めで、チラシ配ってるから、相手のいるいないは、あらゆる業種から答えが返ってきます。

役所や一流企業でも、そこそこ時代的に未婚率は高いです。
でも、それは選び過ぎてたり、自分から行動してない感じ。

年収200万業種は、選ばなくても、行動しても難儀してる感があります。

結婚、出産がないと、家建たず、人口維持できずで国内市場が細るじゃない。

経団連も連合も政治家も自分におぜにさんくれる畑の水路整理して、土壌改良して、国内市場を育てるための長期的視野に立った投資しましょうよ。

若いもんが年収300万取れる、というレベルを基準に、ワークシェアや、賃金の年代格差の是正、正規非正規格差の縮小、女性のキャリア形成、製造業などの派遣関連法制や各種税制など、議論してほしいものです。

もちろん、パートや派遣が皆、正社員になると企業の社会保険の負担や人材育成の負担が大きくなる。

企業が、少ない正規社員に長時間やらせた方が残業手当て出しても安上がりと考えるのもわからなくもない。

しかし、それが日本の良くなかったとこだと思う。

最近、意図してエレガントな育ちのたみ家があえて、目上の男性について「ジジイ」という記号で呼ばわってまで、書いてるのは、長期的な国内購買層の安定・育成を考えてのことです。

そこら念頭において、大学のカリキュラムや義務教育などなど公私の教育考えましょう。


 
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