共通する考え方

2009年10月27日

たみ家が地域の課題について考えるときに、よくやる思考パターンがあります。

未利用資源で、その利用についてあまり注目されてなくて、既存の土台があってその数や量が多い。
場合によっては、ちょっと関係をつなぎ変えるだけでよい場合もある。

こういうものを利用したら、費用対効果が高いのではないかということ。

・タッチタイピングの義務教育での必修化
(回数が多いこと、または回数をこなせることのやり方はちょっと効率化すれば、何十万回単位の作業のストレスが軽減されるので、非常に成果が出やすい。さらに、たくさん書くことにストレスがなくなれば文章作成能力や創造性が高まりやすくなります。)

・県内の幹線道路の信号交差点に番号をふること(これも車両用信号灯の柱がすでにあって、人口や交通量のある場所にはあまねく設置されてます。)

・風景から勉強すること
(風景を見る機会はものすごく多いし、風景はものすごく多分野に有機的な関係を持つが、勉強の機会との着目があまりされてきていない。)

・65歳以上の女性の産業戦力化
(数や率が多くなることは必定で、さらに増えて、仮に65歳以上の女性が人口の30%以上を占めるようにでもなれば、嫌でも産業の戦力にならんとどうしようもないことも必定です。)

・役所の職員の頭脳を地域に還元させること
(ええ大学行っとる人が何千人おるのに、担当業務の手続きが終われば良しと考えているし、それ以上のトレーニングをさせてない。担当業務を通して、または担当業務の背後にある問題を探求して地域を良くしようと考える人が極めて少ない。県庁だったら、彼らは、公務員に人気がなかったデモシカ時代より後は、平均で田舎の公立小中のクラスで2、3番ぐらいの学力はあったわけでそれが千人単位いる。彼らが担当や職を離れて、地域を良くするために普段から考えれば地域の可能性は大きく広がるでしょう。)

・香川における獅子舞王国のPR
(1,100の獅子組みが現在も活動するということは、現役で関わってる関係者やその家族で10万人ぐらいはおるし、それを経験して学校を卒業した人などもあわせたら、県内外の県人に数十万人は関係者や経験者がいるのではないか。これは地方定住などを目指すに精神的支柱というか象徴として使えないだろうか。田舎に人口をかえすことで食糧自給率のアップや耕作放棄地の減少によるダムによらない治水や家庭や地域の保育力や教育力の向上から育児の家庭負担の減少、ひいては女性が働きやすい環境や独居老人の減少や世帯人員の増加からの可処分所得の増加につながるなど、まだ理論上のことですが、可能性は大きいわけです。こういうものの象徴として、香川らしさで数のあるもので、財貨で代えがたい幼少時の思い出にうったえるものは何かと考えていって、獅子舞の可能性を探ることにしたんですが、四国なら遍路、香川なら獅子舞を越えるものは20年近く探して、いまだに見つかりません。)

などなど

上のようなものは、一つの手段でたくさんの目的を持つものも多いこともあります。

信号番号なら

・地図がわかりやすくなる。

・道がわかりやすいと遠出につながりやすい。
たとえば、東谷に曲がる信号に番号があったり、けいぴょんさんの新しい店にいくのに曲がる交差点の信号に「R193の40番」とか「レインボーロードの15番とか」番号がふってあったら、もっと時間を見つけて行ってる可能性は高い。
交流や購買が大きくなる可能性はあるし、広告も打ちやすくなる。

・また都市中心部で美容やってた人が介護などで田舎の実家で美容室を構えるようなときでも「旧県道10号、長尾街道の30番を南に曲がってね」って言えれば、オアシスやリビングに乗せてもわかりやすいのでやりやすくなる。
こういうことが、家族との生活との両立など働きやすさにつながる可能性も理屈上なくはない。

・道に迷うのが減れば環境負荷や交通負荷が減る。

ナビは普及が増えても実際に利用の可能性は半数は超えないし、「ナビがあるから」でなく、ハイテク・ローテクの両輪で少しずつ物事を良くしていこうということです。
ローテクこそが使える場面が多いんです。
ハイテクは場面が限定される。

・また、外国人観光客を増やす政策といっても、漢字よりは番号で説明できる場面が増えた方が良い。

などなど



最近、度忘れするから、次のネタを書いておこう

今朝書く予定だったのに度忘れしてました

今回のネタの続きではないですが、「集約」と「表出」について



この記事へのコメント
「タッチタイピングの義務教育での必修化」大賛成です。
日本語は「表意文字」ですので、モニターを見ながらの「タッチタイピング」は非常に効果的な手段です。
しかし、タッチタイピングは「手続き記憶」の一つですので、一旦、キーボードを見ながらの操作が身に付いてしまうと、なかなか、直すのに大変です。幼少期にタイピングの本質を理解させ、合理的なキーボード操作を身につけさせることに大賛成です。
Posted by m.iwata at 2009年11月07日 22:28
ご賛同ありがとうございます。
ただ、何歳からでも、やる気になれば問題ないと思うんですが、たみ家は25過ぎてからですが、3日×3時間でほぼ実戦で使えるようになりました。
Posted by たみ家たみ家 at 2009年11月09日 04:48
 
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