女性とオフィスの椅子・机

2008年03月20日

オフィスの机って、なぜかどの机も同じ高さじゃないですか?
これは改善すべき問題点だと思ってます。

身長185cm~150cmぐらいまでは普通にどの会社でもいます。
これを椅子の高さで調節するとどうなるか、椅子の規格はどれも同じで、高さが調節できるだけです。

すると、一般的に背の高くない女性は背もたれが使えないほど浅く腰かけることになるので、姿勢が安定しません。
また、前に座ると、おしりでなく、太ももの裏側に体重をかけて椅子の座る面の前側に食い込ませて座ることになります。
これは、正座をしてると血行が悪くなって、しびれるのと同じような症状を女性にもたらします。

足を浮かして座るとか、つま先だけつけてかかとを浮かして座るのは健康に良くないんです。
特に冷房と合わせて、下半身の血行を悪くし、日々の姿勢の蓄積となれば大きな問題ではないかとにらんでます。

じゃあ、足が床にぺったりつくほど椅子を低くすれば、身長150cmぐらいの方は腕をかなり高く上げて字を書いたり、キーを叩くことにならないでしょうか?

女性専用外来診療がやっと今頃になって普及してきたように、こういうことが放っておかれている状態ってのはむしろ異常だと思います。
たみ家はこのことを7、8年前から指摘していました。

たみ家も実感はあまりありませんが、女性が「冷える」とか「むくむ」ってのは、男性にはほんとわからんのです。
わかろうわかろうと頭で持っていこうとしないとたぶん無理だと思います。

机と椅子の規格は、たいてい同じ会社でどんな体格の人でも同じで、椅子の高さだけ調節してますが、ほんとはおかしいんです。

簡単な解決方法として暫定的には、足の下に台を置くしか、たみ家には案がありません。

ほんとは机の高さが隣と変わってもいいと思うけどなあ。
たとえば、机をいくつも隣り合わせている配置のオフィスなどでは、物が落ちたり不便が出ると思うけど、ほんとうは健康の方が大事なんだと思う。
その健康問題は企業が収益を上げる機会として従業員は直面するわけだから、利益を得る者には問題を解決する責任があるわけです。

ただ、今のとこ社会通念としてそういう主張も通りそうにないので、自分で身を守るしかないのかなあと思います。

そこで、来客が少ないまたは来客から足元が見えない席にいらっしゃる方は、足元に、「月間少年ジャンプ」のような900Pほどもある雑誌を置いて、そこに足を乗せておくといいと思います。
夏なら靴を脱ぐのもいいと思います。
最初はかっこ悪いとか抵抗があるので、みのもんたさんの番組ででも紹介してくれたら社会通念変わって、やりやすくなるのに。

高さが充分にあるし、安いし、捨てようと思えば捨てられるし、紙だから柔らかいし吸湿性があるし、ページ毎に空気の層があるので、ごっつうクッション性がいいんです。
お金で買うどんな台でも「月間少年ジャンプ」や「同チャンピョン」などにはかなわないと思います。


ついでの地名シリーズ
神功皇后が成敗した牛窓の牛鬼と五色台根来寺の牛鬼はまったく別者でした。

牛窓の牛鬼は応神天皇より前だけど、根来寺のは400年ほど前に弓の名手の山田クンにやっつけられてます。

で、牛窓の地名の由来の説が傑作でして、神功皇后が朝鮮に行く途中でやっつけられて、成仏できず帰りにもまた襲ってます。
で、帰りに皇后軍のエライサンに角をつかまれて投げられて、牛鬼転んだらしい。
で、そこらの方言で、転ぶのことを「まろぶ」といい。
「うしまろぶ」がなまって、「うしまど」になったと。
かっこ悪すぎ、リベンジでこの様ですか。。。というより、成仏できず霊になってまで転ぶかなあ。
転んだ霊って、たみ家の見聞が狭いだけか、前代未聞と言いたいです。

次なる説に、備讃瀬戸は瀬戸大橋ができたぐらいだから海が狭いので、潮も速く潮待ちの港が必要でした。

潮待ちのために出入りする港だから、「うしおのまど」から「うしまど」説も弱いながら紹介されてました。
潮から牛とは。。。意表を突かれました。

それにしても、牛鬼って、西日本にばっかり伝説残ってるらしい。
海賊か山賊だと思うんですが、頻繁には人しか人を襲わんと思う。
熊なら熊ってはっきり書かれると思うし、猪が襲うこともあると思うけど、海を行軍する軍を襲うとは。。。

なんでも、神功皇后の時代は東アジア全体の気候が冷涼化してて、凶作が多かったらしく、日本列島の情勢が安定せずに山賊や海賊が横行したらしい。
それで、海賊征伐や山賊征伐のために朝廷から出向いての行軍はあったという有識者もいるようで、田村神社の祭神も、その辺とちょっと関係があるようです。
孝霊天皇の娘さんで、桃太郎のモデルかといわれる吉備津彦の姉らしい。

桃太郎伝説もそのあたりの時代の海賊征伐で、海賊は岡山側にも出没してただろうし、征伐軍には瀬戸内沿岸の各地から人を集めただろうから、桃太郎伝説の地はいくつもあるってことだろうし、海賊征伐も一回だけですまず局地戦がたくさんあったんだと思う。
海峡が狭いから潮も速く海賊が活躍しやすかった、まさにその側に瀬戸大橋ができ、海賊退治の桃太郎伝説があるのは納得です。

情勢が安定してなかったので、このころ、大和朝廷の支配下に入ってない国にも何度も交渉や征伐のために出向いてるので、このあたりで、いろんな神話が生まれているような。

気候が冷涼化すると、世界中で、飢饉が起きたりして、暴動や政権の不安定が起こり、世が乱れて、革命につながったり新しい宗教が生まれたりは、やけに普遍的ですね。
オーストラリア干ばつやエネルギー不足から、政権に不満が向いたり、国際関係が緊張するって、今でもありますね。
これは冷涼ではないけど、気候は大事ですねえ。


 
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