ここはぼんやり

2009年06月04日

議員の世襲ってのは、老人男性の既得権益を守るもので、女性を抑圧し、若者にチャンスを与えない社会をつくることにつながる。

だから、若者に未来がなく、自分の生活のこと以上に、社会をひっぱっていこうとする人材が出にくい。
女性にチャンスが少なく、社会全体の労働生産性や競争力を低めている。

これは日本の悪の大根源。

結果から逆算してみたい。
ちょっと統計がすぐ出てこないけど、日本の政治家の女性比率は、途上国よりも低いとよく聞く。
年齢も見るからに高そう。
老人男性支配の国であることは間違いなさそう。
金融資産も60歳以上の男性だけで、国全体の半分ぐらいは持ってるでしょう。

こっから、因果関係を立証していくというか、それ以前に仮説の筋道をもうちょっと強固にしていこうと思う。

①議員の世襲が多い。

このことと

②支配層に老人男性が多く、既得権益にがんじがらめで、女性が抑圧され、若者にチャンスが少ない国であること。

2つの結果に、因果関係はあるだろう。

どう?

まあ、世襲ってことは、院政が行われやすいってことだし、親が元気なうちは譲らないってことだろうし、娘がなる場合もあるけど、世襲ってこと自体が家父長的な考えっぽい。
たぶん、小渕のとこだって、息子がいて、それがよほど嫌がるかボンクラでなければ、息子が地盤継いでたんじゃないの?
いなかったから娘がなっただけで。

地盤がつがれるってことは、新しい代がわりした議員は、既得権益団体である地盤の操り人形になるわなあ。

K明党の議員がG会の意向から、独立することは不可能なように。


たみ家は凛の会の不正の問題だって口利きした議員が世襲議員でないとしても、世襲が多い風土から、そういうことが世の中にまかり通りやすくなった結果、世襲でない議員かどうかに関わらず、そういうことが行われやすくなったと思ってます。

世襲は、法よりもコネ、ルールよりもおぜにさんという慣行につながりやすいと思う。

ここらは、今回はぼんやりです。

いちおう、たみ家は、政治家のおつかいや権力の裏側で小悪さする人間は多くみてきたので、不正って止まらないし止められないってことは感じてます。
国民のコントロールなんて、いざというときに絶対に効きません。

横暴なことをし出したら、デモ行進ぐらいはしても、一発銃をほんとに撃ってきたらほとんどの国民は黙ります。
撃ってきてなお戦うってなると、もう内乱状態に近いです。
こうなる前になんとかしないといけません。

それ以上に、権力の裏側で日常ゆがめられていることなんか、コントロールしようにもわかりさえしませんし、わかったとしても国民が一致して何とかしようとするほどにまで問題として成熟するほど証拠が出てくることは極めてまれです。
凛の会の話だって、何年もしてだし、国直轄事業負担金の話なんか何十年もの話です。
まれに表に出て、それも時間がかかる。

何かが顕在化してからでは止まりせん。
癌と同じで早期発見に命をかけましょう。

兆候の段階で何もアクションが外形に出ないうちから警戒して、制度に働きかけることの大事さ。

いっぺん、郵政民営化選挙で議席たくさんとったら、国民世論が圧倒的に反対の法案も、ほとんど一本も止まらなかった時期があったでしょう。

うるさい人間にならないと。

たみ家は、うるさい人間になってることが嫌いではないけどそれでたみ家個人は利得しますか?

実際に、たみ家がうるさい人間になったことで香川の中が実際に変わったことは、広い砂浜の砂粒のようなものだけど件数はそこそこ多いですよ。

利得したのは誰だと思います?
うるさくない人間や理屈を言うのが嫌いなというかめんどくさい人間。
中には、わかってながら、うるさくなってやろうという人間に言わせようとした賢い人もいたと思います。

こういう人達に利得させてあげるために、たみ家はうるさくなってるんです。

たみ家は個人のことには割りとぼんやり・寛容、社会のことには鋭敏でうるさい。
善人というよりも得意なことが伸びてるんでしょうね。
得意で好きなことをしたいから、日常のことに関心が薄くなってこだわれないのかも。

理屈って、自分のために言う必要ってないでしょ。
理屈って、社会のこと、つまり多数の人が生きる人間関係について語るときにいるんです。
だから、法律的な考え方は理屈っぽいんです。
感情的な考えってのは力の支配を助長します。
一見庶民よりで暖かいように見えるけど、情を利用する手段は圧倒的に支配者がもってるし、情で緩めたことの解釈・運用は支配者がします。
情持たせたら、権力の横暴は止まらんで、行き着く先はとことん行ったところでアウシュビッツ。

たみ家の社会的な主張って、ほんとに、たみ家個人を利得させないようなものばかりでしょう。

そもそも商売のことだけ考えてたら、うどん屋は誰の批判もしないのがいい。
そして、「いつもにぎわってお客さんがたくさん来てくれて感謝してます。」と言って、にこにこし続けて、一切、問題点についても不満的なことについても公には言わない方が良い。
たみ家が商売に徹したら、当然そうする。

たみ家はそこらはアホではないので、商売に徹してたら、複数の人がいるところでは一切不平不満のたぐいは言わない。

・社会的批判は多くの見も知らぬ人々のために
・営業上の問題点は、開業志望者や公共政策に関わっていて商売的な視点が少ない公務員など向けに
書いている。

たみ家が好きでやってるところがあるとはいえ、もうちょっと気楽にやりたいので、世の中に勉強したり考えた上で理屈っぽく、うるさくなる人が増えてほしいね。
頼まれやあしないけど、たみ家の負担が増えるがな。

たみ家は世の中とかチームとかがうまくいってると思ってるときは驚くぐらい黙っている。

物事がうまくいってると思うときのたみ家は自分でも驚くぐらい寡黙だ。
店でも、一日に一回も言葉を発しないことも多いが、よろしくない状況になるといろいろと言い出す。

つまり、たみ家は基本的には、「○○がおかしい。」「もっとこうしたらいい。」みたいな批判的なことを言うときに最も話が長くなる。
で、不満がないときはずっと黙っていて、それ以外でしゃべるときはほとんど社交のためかもしれない。

そりゃあ褒めるときや、他人を乗せたいと思っておだてることもあるかもしれないけど、それが長々と演説になることはないでしょう。

だって、世の中の問題がうまく処理されてたり、問題がなくならないまでもしかるべき人が自分よりも明らかに賢いと思われる知見と誠実さ・努力で向かってたら、何かしゃべりたくてもしゃべりようがないじゃない。

政治家や公務員が親じゃないんです。

普通の国民が政治家や公務員を躾ける親にならんといかんのです。
主権者であり、監視者なんだから。
なんか、自分が子の気分になってる人が多いんです。

政治家や公務員の親になって躾けないといかんと思ったら、子のすることにもうちょっとうるさくなるでしょうし、子のすることはたくさんの人の利害にかかわるけっこう複雑で高度なことが多いから、自分が勉強してないと、とんちんかんで邪魔なクレーマーになるし、志がないと利権に群がる人みたいになっちゃうでしょう。

自分が子どもを躾けると思って、投票してほしい。
それ以前に、候補者の声に耳を傾けてほしい。

自分の子どもの行状を見ると思って官公庁のやってることや印刷物などに目を向けてほしい。

そうすると、やっぱり世襲になりますか?

今回の話は、立証は難しいので、個人の雑感の延長のぼんやりとした話でした。



 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ここはぼんやり
    コメント(0)