守る手に悪手なし
2010年12月09日
攻め手に偏りがちなたみ家の自戒ネタだなあ。
守るとは何もしないことではない。
守る手に悪い手は少ない。
攻め手には悪い手や致命的な敗着も多い。
攻め手は、読めてたり、準備ができてないと致命的になりやすい。
それか様子見や捨て駒として計算できてないといけない。
世の中に挑戦を奨励するのは、攻め手は商売のエサになり、資本主義はエサを要求するから。
守る人は無為ではなく、エサを待ちながら、攻める準備をしている。
よく無理な挑戦をしたから成功者になれたとかの話を引き合いに出す人がいるが、成功を事後に検証して運が良かった部分を取り上げてるだけで、偉人伝のエピソードに取り上げられるぐらいだからよくよく率は低い話だ。
迷うなら守りだ。
何もしないのではない。
迷わないのならきちんと準備して攻めれば良い。
腕を一本もらってもどうということはないが、腕を一本切り落とされたら間を置かず出血多量で死ぬ。
考えずに二回攻めて一つは100万入り、もう一つは100万出た場合、それは損得なしでなく必ず大損をしている。
損の100万は必ず、得の100万よりはるかにデカイ。
それに活動したら必ずプラスの成果取らないと人は生きられないのだから。
損得なしにはならない。
こういう感覚は、みなさん共感されるだろうか?
他に、あり過ぎる例から、商売でなく、日常の話で一つ。
100万円もらったら、お礼をして出費があったり、使途も不時の入金なら貯金するだけが多いパターン。
しかし、不時に空き巣に100万円盗まれたら、庶民ならパニックだし、そこに住むのが怖くなるし、カギを換えたり窓ガラス厚くしたり防犯カメラをつけたり出費やダメージは色々ある。
下手したら引っ越しすることにすらなりかねない。
生きたおぜにさんの出入りは、入りは常に額面より小さく、出は常に額面より大きいと思った方がいいだろう。
経験は守る手からも得られる。
無理気味な挑戦から得られる経験を過大評価してはいけない。
経験から成功を生めるのは、継続的な向上心を持ち努力を長く重ねた上で運が悪くなかった人だけだから、かなり率は低いよ。
そんなこと若いうちからできた人なら、今ごろそんなことしてないんだから、これからだってできる可能性は低いよという率が高いはず。
挑戦したら経験が得られるというような理由の挑戦は、追い風の時代にしか通用しないだろう。
日々適切な行動を積み重ねるだけでホッといても有益な経験はやってくる。
経験のための挑戦は危険。
結果的に経験が役に立つこともあるが、事前に経験に価値を認めることは、適切でない率が高い。
「何事も経験」と言う人は責任は負わない。
または、他人の経験を栄養に生きている人かもしれない。
挑戦の経験が結実する可能性が1割以下としたら、敗着が攻め手である率はかなり高い。
とはいえ守りが何もしないことになってはいけないし、攻めも挑戦も当然しなければならない。
文面矛盾っぽいが、現実何ら矛盾しない。
文字で人生の重要事を各人の消化なしに文面だけで表し切れるはずがないだけ。
これは政治が重要な理由かもね。
各人の最適行動はたいてい守りなのだ。
しかし、資本主義社会は多くの人の攻めや挑戦をエサに栄養にする。
そこに重大なギャップがあるから、市場は失敗、神の見えざる手など働かない。
しかし、老化した社会にケインズ的財政出動や福祉一辺倒の社会は成り立たない。
おそろしく知恵のいる話だ。
守るとは何もしないことではない。
守る手に悪い手は少ない。
攻め手には悪い手や致命的な敗着も多い。
攻め手は、読めてたり、準備ができてないと致命的になりやすい。
それか様子見や捨て駒として計算できてないといけない。
世の中に挑戦を奨励するのは、攻め手は商売のエサになり、資本主義はエサを要求するから。
守る人は無為ではなく、エサを待ちながら、攻める準備をしている。
よく無理な挑戦をしたから成功者になれたとかの話を引き合いに出す人がいるが、成功を事後に検証して運が良かった部分を取り上げてるだけで、偉人伝のエピソードに取り上げられるぐらいだからよくよく率は低い話だ。
迷うなら守りだ。
何もしないのではない。
迷わないのならきちんと準備して攻めれば良い。
腕を一本もらってもどうということはないが、腕を一本切り落とされたら間を置かず出血多量で死ぬ。
考えずに二回攻めて一つは100万入り、もう一つは100万出た場合、それは損得なしでなく必ず大損をしている。
損の100万は必ず、得の100万よりはるかにデカイ。
それに活動したら必ずプラスの成果取らないと人は生きられないのだから。
損得なしにはならない。
こういう感覚は、みなさん共感されるだろうか?
他に、あり過ぎる例から、商売でなく、日常の話で一つ。
100万円もらったら、お礼をして出費があったり、使途も不時の入金なら貯金するだけが多いパターン。
しかし、不時に空き巣に100万円盗まれたら、庶民ならパニックだし、そこに住むのが怖くなるし、カギを換えたり窓ガラス厚くしたり防犯カメラをつけたり出費やダメージは色々ある。
下手したら引っ越しすることにすらなりかねない。
生きたおぜにさんの出入りは、入りは常に額面より小さく、出は常に額面より大きいと思った方がいいだろう。
経験は守る手からも得られる。
無理気味な挑戦から得られる経験を過大評価してはいけない。
経験から成功を生めるのは、継続的な向上心を持ち努力を長く重ねた上で運が悪くなかった人だけだから、かなり率は低いよ。
そんなこと若いうちからできた人なら、今ごろそんなことしてないんだから、これからだってできる可能性は低いよという率が高いはず。
挑戦したら経験が得られるというような理由の挑戦は、追い風の時代にしか通用しないだろう。
日々適切な行動を積み重ねるだけでホッといても有益な経験はやってくる。
経験のための挑戦は危険。
結果的に経験が役に立つこともあるが、事前に経験に価値を認めることは、適切でない率が高い。
「何事も経験」と言う人は責任は負わない。
または、他人の経験を栄養に生きている人かもしれない。
挑戦の経験が結実する可能性が1割以下としたら、敗着が攻め手である率はかなり高い。
とはいえ守りが何もしないことになってはいけないし、攻めも挑戦も当然しなければならない。
文面矛盾っぽいが、現実何ら矛盾しない。
文字で人生の重要事を各人の消化なしに文面だけで表し切れるはずがないだけ。
これは政治が重要な理由かもね。
各人の最適行動はたいてい守りなのだ。
しかし、資本主義社会は多くの人の攻めや挑戦をエサに栄養にする。
そこに重大なギャップがあるから、市場は失敗、神の見えざる手など働かない。
しかし、老化した社会にケインズ的財政出動や福祉一辺倒の社会は成り立たない。
おそろしく知恵のいる話だ。
Posted by たみ家 at
21:32
│Comments(2)
気がついたら
2010年12月09日
店をやって毎日多い時間帯は数十人からこっちを見られるという状況が当たり前になると
大講堂で手を挙げて質問するってまったく緊張しないなあ。
たみ家は、講演会で挙手して質問することは10代のときから義務だと考えていた。
もともと観衆の前でしゃべることはどちらかというと慣れてる方だと思うし、緊張もしない方だと思うけど、かつてはいくらかは緊張していたと思う。
だけど、今はホールで知事や市長に手を挙げて質問するときって、うどん屋でお客さんに話しかけるより緊張せんわ。
普通に息吸って吐くみたいな感じやなあ。
理由は他に二つあると思う。
自分がどう見られてるかでなく公共多数を良くしようという気持ちしかないから自分への視線をうどん屋で以上のものには感じない。
また普段書き続けていることで、どこから突かれても耐えられる意見だという磐石に近い自信があるからだと思う。
恋愛の初期は緊張するなあ。
どう思われるか気になるしね。
でもフラれたらどうしようってのは被害者意識だよなあ。
たぶん恋愛にオクテというかシャイな人の多くは、愛されたい被害者意識の強さから、相手を大切にすることが苦手になってるのかもね。
シャイってのは厳しく言えば、幼稚な自己中心性の表れだと思うよ。
恐怖の一種で、守りたいのは相手じゃなく自分やもん。
ほんとうに相手のことを純粋に大切に思うときに、自分を守りたいと感じるかなあ?
大講堂で手を挙げて質問するってまったく緊張しないなあ。
たみ家は、講演会で挙手して質問することは10代のときから義務だと考えていた。
もともと観衆の前でしゃべることはどちらかというと慣れてる方だと思うし、緊張もしない方だと思うけど、かつてはいくらかは緊張していたと思う。
だけど、今はホールで知事や市長に手を挙げて質問するときって、うどん屋でお客さんに話しかけるより緊張せんわ。
普通に息吸って吐くみたいな感じやなあ。
理由は他に二つあると思う。
自分がどう見られてるかでなく公共多数を良くしようという気持ちしかないから自分への視線をうどん屋で以上のものには感じない。
また普段書き続けていることで、どこから突かれても耐えられる意見だという磐石に近い自信があるからだと思う。
恋愛の初期は緊張するなあ。
どう思われるか気になるしね。
でもフラれたらどうしようってのは被害者意識だよなあ。
たぶん恋愛にオクテというかシャイな人の多くは、愛されたい被害者意識の強さから、相手を大切にすることが苦手になってるのかもね。
シャイってのは厳しく言えば、幼稚な自己中心性の表れだと思うよ。
恐怖の一種で、守りたいのは相手じゃなく自分やもん。
ほんとうに相手のことを純粋に大切に思うときに、自分を守りたいと感じるかなあ?
Posted by たみ家 at
09:10
│Comments(2)