濃厚なカネの匂い

2012年04月11日

法律の本で内容の多い項目があったら

よっぽどそのことでカネをめぐる争いがあるんだなってこと。

民事は当然ですが刑事もある程度そう。

酔って殴りましたとか、我慢できずに下半身露出しましたなんて犯罪は時代とともに複雑になったりしないし、ページもたくさんとりようがない。

カネをめぐる犯罪はいくらでも複雑になれる。
ツールのネットや舞台になる会社組織や違反対象の制度が複雑になるし、国境もどんどん越えていく、素人が読んだら、それの何が悪くて犯罪なのかさえわからないこともあるかもしれない。
脱税なんかも、何が課税されるかわかってないと、何が悪いかわからんだろうし。

分厚かったり条文が長かったりパターンがいろいろあるってことは、カネをめぐって悪知恵出したり争ったり、国が許さんと立ち上がったり、手をかえ品をかえ駆引きや攻防があったのかなと思うと、まあ、分厚さもクソ長いのもしゃあないかと。
長い複雑な条文は、たいていゼニの攻防の故に長い。

殺人の条文なんかは、「人を殺した者は、死刑又は無期懲役若しくは5年以上の懲役に処する。」
で終わり。
税法や会社法はカネの攻防や儲けるための組織や組織をめぐる攻防が際限なく肥大化、複雑化して発達するから、素人がまるで読めない世界になっていく。

鬱陶しさの中に、濃厚なカネの匂いありという、これまた常識を働かせると、まだ勉強はしやすいものになるかもね。

学生にない常識

鬱陶しさ=カネの匂い

じゃなかったら意味もないのに鬱陶しくする理由が少ない。


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