今日見た衝撃

2011年12月29日

新しい店の準備に新しい店のオーナーの親族を中心に、作業の賃金くれと言わなさそうな人が、15人ぐらい集まってる。

近隣のうどん市場の改装のときも親族や幼なじみっぽい人を中心に10人以上が集まっていた。

香川のうどん屋は、こういう力がないと難しい。

わたくしなら一人で準備をやったかもしれない。
香川に動ける親族は一人もいない。
15人もただ働きっぽい人がこの年末にあの狭い店で作業してるのは、まぶしい衝撃だな。

仮に両親や配偶者ぐらい手伝いに来ても、その程度では、こういう大集団に勝つのは難しい。

人数の差がもろに出ることで勝負するなら、本気で集金力をつけないとダメだな。

そうでなければ、数学や将棋や著作のように、やる人一人で何百人やらない人が集まっても敵わない世界で傑出しないとね。
1対10でも100でも負けない領域で戦い、それを磨いて、集金力ができたら、飲食店を再開しても良いと思うが、たみ家の場合は、数千万の自己資金ができるまでは飲食店は構造的に不利だな。

新しい店から出汁や麺のことを教えてくれといわれてるが、こういう知識は、大集団相手でもやらない人ではたみ家に敵わないから、こういうことで勝負の土俵をつくる必要がある。

たみ家は一人で傑出できる麺や出汁の配合は香川でも上位だったと思うが、素手の殴りっこみたいな、生産や販売の体制づくりで、うどん市場さんや松下製麺さんや丸亀町方面からの自転車移動の関所の綿谷さんたも屋さんはなまるさんなどとの対抗に最後まで365日16時間労働体制だった。

おそらく、香川で一番の人間が最高の努力をしても、たみ家の場所でこの後の時代5年店を続けるのは並たいていではないだろう。

うちの近隣で日本最高峰クラスのコストパフォーマンスの店がうちよりお客さん少ないぐらいなんだから。


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