営業時間を短縮せねば

2011年08月15日

ほぼ年中無休ペースを続けてきたが、パートが辞めてから、過労っぽさが噴出気味だ。

世の中で、というか、香川のうどん屋の多くが、14時や15時で閉めている理由がよくわかる。

普通に考えて、やるべきでないからだろう。



場所や特殊条件などで、そうでないところもあるが、勤め時代に食べ歩きとかしてて香川のうどん屋も300店ぐらいは行きましたが、ある地区で、15時以降にやってるうどん屋が無い場合、「この辺は遅くまで開いてるうどん屋が無いから、開けたらお客が来るのに。」とか素人は考える。

でも、実際は、すべての店がそれ以降やったけど、誰も利益を出すことできないからその時間撤退したのであって、たいがいどこが開けても利益は出せない。
たみ家が分析しても、やってたけど撤退したか、周りが昔からどこがやってもうまくいってないのを見て挑戦しなかったかです。

で、どこかが、開けて成功した場合は、誰もやってない時間に開けたからお客が来たのでなく、すべての店が開けたけど失敗した誰もがすべて討ち死にしたことをやり切るスーパーダルビッシュが現れたから成功したのであって、並のとこがやっても、すべての近隣有力店が全部やったけど失敗したことだけに、挑戦してもまず無理というわけです。

ほとんどの店は、儲かると見たら、目いっぱいどこまででも開けます。
疲れそうだからとか言って、やらずに店の時間を短くする人は少ない。
また、みんながそうとは限らなくても、どの地区にも必ず借金負ってたり、リスキーな自営でありながら子供の学費とか考えて目いっぱい開ける人が必ず複数います。
そんな人がいない地区とかまずあり得ません。
それでも、結果として、その地区に遅く開けてる店が無いということは、やった人がみんな討ち死にしたからやってないだけです。

また、昔と違って、コンビニが津々浦々にあるので、飯難民をまとめて吸収できるような飲食店は昔ほどは存在しにくい。


たみ家も社会学や経営研究家として、無理気味に営業時間を引っ張っていた部分もある。
しかし、うどん屋の遅い方の長時間営業は、個人店では、よほどの特殊条件を持っていないとプラスにはならないと証明できた感がある。

まだ早い方はお客さんが少なくても、昼の収益の準備の流れで人を貼り付けられるから、まだ可能性がある。

だから、麺やさんやたも屋さんなどの朝から15時頃までの営業というのが、さぬきうどん界では、最も合理的正道っぽい営業時間帯ではないだろうか?

朝開けるということはどんなに遅くとも、明け方3時台には起きてないと話にならないが、家族団結して、この時間に起きて活動を始めるというのはかなりの戦闘集団家族ですね。

やってるときは我慢できてるようでも、じわじわ蓄積しますから、朝3時より早く起きるのは慣れるからと言って、なかなか何十年毎日続けたらたいへんでしょうね。

うどん屋は、たいがいは、早く閉めてるとこが優秀で賢い。


この記事へのコメント
よしやです。
ご無沙汰してます。


その通りですね。

営業時間帯ではなく店としての魅力、これが一番ですよね。

最近、物凄い閉店ラッシュですね。
年末年始かなり悲惨な状況になりそうです。

その流れには乗らないでコツコツとやっていきます(笑)
Posted by YoccieYoccie at 2011年08月18日 05:21
Yoccieさま
やっぱり自分の身体を店から抜けるほどにしないと、20年先はイメージできないような気がします。
Posted by たみ家 at 2011年08月18日 23:44
 
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    コメント(2)