させていただいている

2008年04月24日

たみ家は、営業関係のことは「している」でなく「させていただいている」と意識できるときは意識しようと思っています。

なかなかできてないことが多いのですが、そうだからこそ、ときに意識しようと思っています。

「商売している。」は自分発ですが、「商売させていただいてる。」となると、「何に?」「誰に?」が意識されます。

そうなると、人によって色々ですが、「家族に」「この地に」「ご近所の人に」「取引先に」「従業員に」「原材料生産者に」もちろん「お客様に」と対象が意識されてきます。

広くは、水道工事の人や電力会社の人や、道路や橋をつくった人も入るかもしれません。

すると、「あれはしとかないかんな。」「もっとていねいにやらんといかんのやろな。」、あまりできてないけど、「もうちょっとあの人に気を使ってあげないかんな。」とか、思えてきます。

朝、配達の人が来たときに、たみ家は準備の合間の食事中だと、時間がないので、座って食べたまま、あいさつはしても、相手側から見たら失礼な態度に見えてるかもしれません。
まあ、ある程度、しょうがないかなと思うけど、やっぱりあれはまずいのかなとちょっと省みたりする。

同じような意味の「感謝の念を持つ。」もすばらしいのですが

「させてもらっている。」というとらえ方の方がより明確に、周囲や具体論が見えやすくて、訓示として優れているとこはあると思います。

なかなかできてないと思うことを書いて、若干身につまされ気味ですが、やっぱり棚に上げんといかんですよね。

最近ある急成長してる会社では「会議では、みんな自分のことは、棚に上げることをルールにしなくちゃならない。」ってことになってると、日経ビジネスに書いてありました。

たみ家も、これ、10数年前から思ってました。

誰かが立派なことを言うと、すぐに陰に回って、それとまったく関係ない欠点をあげつらってる人、勤務先にたくさんいましたから。

みんな、目立つことをいうと、欠席裁判の飲み会やら、陰で「欠点をあげつらわれ大会」されることを恐れて、言いたいことを黙って、物事を良くしようとする気持ちや力を殺されてるように思えました。

あんまりひどいとどうかと思いますが、良くしあう力の方をより大事にするようにしたいですね。

棚に上げてでも、言うと、「言霊」とか、言葉が人を引っ張るというか、言っちゃったら、「あんまり反してたらまずいぞっ」て、引き締まることもありますからね。

組織や社会は、個に働くこういった作用を大切にすべきだと思います。

場所によっての、これの派生形が「地位が人をつくる」みたいなことかもしれません。

ありゃ。。。取り留めなく、書いてるうちに、タイトルが「棚に上げるのススメ」がふさわしいようになってきました。



この記事へのコメント
とても素敵なお話をありがとうございます。
 確かに人のいい意見を素直に皆が聞ける社会になるといいなと思いますね。
 「こんなこと言えるほど、わたしは大した人間じゃないし」なんて変に気を使い過ぎるとなかなかいい発想は生まれてこないような気がしますね。自分のことは棚に上げる、というのはおもしろいですね。
Posted by 柳下玲優 at 2008年04月26日 00:30
ご賛同ありがとうございます。
雑誌を読んでて、ふと「これや!」と思ったんです。

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Posted by たみ家たみ家 at 2008年04月26日 08:06
 
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