あえて普段書いてませんが

2009年12月22日

たみ家は、ブログでは感情主体の個人的な不満や愚痴の類は書きません。

ときどき、パートの能力の問題点について言及するのは

業界研究の意味で、短所の表れ方は、スタッフ2人中の1人か6人中の1人かで意味が変わってくるし、少々問題があっても商品力や価格競争力のある店では大きな問題にならなくても、そうでもない店なら、必ずしもモノを求めてくるわけでないのでお客さんが逃げる可能性が高まるとか、理論化して、普遍的な対象について具体的に考察する意味がある話だから書くわけです。

また
60歳ぐらいで、ここまで身体能力や計算能力が鈍った人達が多くなった状態で、その人口を平均寿命85歳まで養う構造の社会はいまだ現れなかったわけです。
その原因は何で、対策はどのように、という問題提起。
生産性の高い知的労働から女性が阻害されてなかったか?
その処方として、男女共同参画はどのように。。。
進んでないなら、その原因は?
問題のタネをのぞくには?
と常に、たみ家の話には、それがあります。

例えば、小豆島屋の発想は、超高齢化社会の処方にも通じるんじゃないの?
とか。


損得で言うと、店のよろしくない面について書くことは、すべて店の損であり、たみ家の損です。
たみ家が地域ブログに参加するのを渋った一因でもあります。

いいことを書いても、それは普遍的に考えるタネにはなりにくいんです。
悪いことは単発で表れて原因が普遍的ですが、良いことはその他の資源や努力などと結びついて初めて表れる個別要因が大きい話。

プロ野球選手になれるのは、その人と同じ努力をした人ではありません。
またあれだけ稀有なプロ野球選手でもなっただけではスタートでしかありません。

一方、よろしくないことについては、車ではねられてすぐに怪我するのは、だいたいみんなです。

たみ家が純粋な商売人なら

お客さんが少ない日でも、減ってる時期でも
「おかげさまでいつもにぎわってます。不況でも、うちは今んとこ、あまり影響を受けてないみたいです。ありがたい話です。」
って書くでしょう。
その方が、
「他が減ってても、減ってないなんて、人気ある店なんだなあ。行ってみよう」
という気持ちになりやすいかもしれません。
そっちが得です。

商売人どうしのオフレコでさえ、それは徹底した方がお得でしょう。

純粋に損得の話なら、そっち一点張りの方がいいけど、言葉に内容はないですし、考察の材料にならない。

パートについても
「いつもまじめにがんばってくれてます。ありがたい話です。」
ぐらいしか言わないでしょう。
得するのはそっちでしょう。

考察のために損する話をするということは
必ず、関係者や社会に向けての問題提起や具体的な提案の用意があるということです。

たみ家がマイナス面を問題にするときに、それがないことはないですねえ。
わざわざどちらかというと損する話なんだから、自分が大事にしてる研究のプラス目的が無ければしませんね。



この記事へのコメント
あたり(笑)

相変わらずするどいね
Posted by kita@リセット at 2009年12月22日 10:04
kita@リセットさん
こんばんは
小豆島屋のことですか?
それともその他のこと?
Posted by たみ家たみ家 at 2009年12月22日 21:30
 
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