学テNo.1の秋田県 寺田前知事

2009年08月28日

8年ほど前に、(たしか)「全国知事リレー」って、地方分権社会に向けた各知事のエッセイ集みたいな本が出てて、今年の春まで3期12年務められた前秋田県知事の寺田典城さんの書いた章がけっこう印象に残っていた。

県民全員を海外留学させたいと。

現役知事でそれが言えたのはすごいと思う。

この人の書いた章が一番印象に残ってたな。

昔から、福井、石川、富山の教育水準はガチにハイレベルなんだ。
富山県なんか、人口110万ぐらいだが、東大20人ぐらい毎年合格させる高松高校クラスが富山中部、富山、高岡と県立で3つある。
しかも、富山市は高松市よりも人口規模が小さく、高岡市は高松市の半分ぐらいだ。
この3つは、中四国九州全体でも、県立ではトップを争える。
生活保護世帯率が、香川の5分の1ほどしかない。

その点、橋下が騒いでる大阪府は、全国でずばぬけて、生活保護世帯比率が高い。

富山は車で道を走ってるだけで、豊かなのがわかる。
長距離を走っても、家と家とがくっついて過度に密集したところが見当たらず、一般の家の多くに、屋敷森がある。
そして、大きい家が多い。

秋田の寺田前知事には、書いてることを読んで尊敬の念が芽生えたけど、県政においては、どういう成果をおさめて辞められたのかは、たみ家もうどん屋やってたら情報もなく、どうなんだろうと思っていた。

そして、ここへ来て、どういうわけか、秋田が2回連続で全国学テ首位に輝いている。

寺田さんの教育や視野を広げることにかけた情熱が生きたところがあると、たみ家は信じたい。

このことは、市議の海外派遣取りやめなど言ってる視野狭小で、活かす術・イメージを持たない人達への示唆となってほしい。



 
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