「こども」は誰がつくったか?
2009年06月30日
フランス革命に影響を与えた超有名思想家
ジャン・ジャック・ルソー
の「エミール」
なんでか、中学のときに背伸び気味に読んだけど、むちゃくちゃ意味わからんかった。
「乳母に育てさせると・・・離乳食はなんとかかんとか。。。」
とにかくおもろくない本だった。
この本が「こども」という概念をつくったと、高校の世界史の教科書に書いてある。
それまでは、騎士も職人も農民も身分が何であれ、赤ん坊を過ぎたらすぐに労働力として扱われ、こども服とか児童書なんてものはありませんでした。
何歳であろうと少しでも働けるようになったら「労働力」でした。
しかし、ルソーは、「こども時代は、こどもに仕事をさせずに自由にして、いろんなことをやらせてみることが大事。」と言い出します。
確かに、農民に生まれて、すぐに農民の仕事させてたら、身分は固定するわなあ。
そういう意味で、「こどもを自由にせよ。」って考えは身分制を脅かすものだったのか、発禁になったそうです。
こども服とか、児童書ってのは、ルソー発の考え方で
すぐに仕事をさせずに、義務教育の期間をとって、いろんな仕事ができるチャンスを与え、ひいては、身分的に自由な社会へ開くというすごい本だったんですね。
児童労働の禁止、こどもの権利条約、義務教育、こんなものが全部もとをたどれば、「大ルソー様」発だと思うと、「社会契約論(1762)」では、すごいんだろうけどピンとこなかったというか身近に感じられなかった大ルソー様のごっつすごさがわかってもらえるだろうか?
ジャン・ジャック・ルソー
の「エミール」
なんでか、中学のときに背伸び気味に読んだけど、むちゃくちゃ意味わからんかった。
「乳母に育てさせると・・・離乳食はなんとかかんとか。。。」
とにかくおもろくない本だった。
この本が「こども」という概念をつくったと、高校の世界史の教科書に書いてある。
それまでは、騎士も職人も農民も身分が何であれ、赤ん坊を過ぎたらすぐに労働力として扱われ、こども服とか児童書なんてものはありませんでした。
何歳であろうと少しでも働けるようになったら「労働力」でした。
しかし、ルソーは、「こども時代は、こどもに仕事をさせずに自由にして、いろんなことをやらせてみることが大事。」と言い出します。
確かに、農民に生まれて、すぐに農民の仕事させてたら、身分は固定するわなあ。
そういう意味で、「こどもを自由にせよ。」って考えは身分制を脅かすものだったのか、発禁になったそうです。
こども服とか、児童書ってのは、ルソー発の考え方で
すぐに仕事をさせずに、義務教育の期間をとって、いろんな仕事ができるチャンスを与え、ひいては、身分的に自由な社会へ開くというすごい本だったんですね。
児童労働の禁止、こどもの権利条約、義務教育、こんなものが全部もとをたどれば、「大ルソー様」発だと思うと、「社会契約論(1762)」では、すごいんだろうけどピンとこなかったというか身近に感じられなかった大ルソー様のごっつすごさがわかってもらえるだろうか?
Posted by たみ家 at 01:14│Comments(0)