シンボルタワーに図書館の受取窓口

2008年04月16日

最近、昔から思っていたことをもう一度人に話して、世に問うてみたいと思うことが多い。

これも、5年以上前に書いたことそのままですが、e-とぴあ か県民プラザぐらいに、県と高松市の図書館の本を端末で予約して、翌日か翌々日ぐらいに受け取りができて、そこで返却できるサービスってできないんだろうか?

忙しい人は図書館なんか行けないまま、しばらくいかないうちに、存在すら忘れて何年も行かなくなるからなあ。
シンボルタワーなら夜まで開けて、受け取りできる施設があるし、職場から駅までの間しか行き来できないような忙しい人でも、本を借りて、電車の中で読めるようになるかも。

ロッキーがビデオを全店で返せるようにして、大幅に業績を伸ばしました。
宮脇書店もそれぐらいのことはやってます。

シンボルタワーにしぼってやるなら、むちゃくちゃに簡単で追加の費用も人員もほとんどかからんことでしょう。
高松市の図書館に至っては、移動図書館ララ号の巡回で、本館に行き来する途中で、サンポートに寄って、台車下ろして、貸出しと返却の本のコンテナを出し入れするだけ。

県も多少費用負担して、あんな車持ちでない人が行けんような林町に行けない交通弱者や無駄に車を走らせない環境対策や中心市街地活性化などのために、シンボルタワーで本の貸出し返却ができるようにできんもんだろうか?

この効果を計るためには、JR高松駅とコトデン築港駅の1日の乗降客数と、サンポート周辺の昼間人口などを知る必要がありそうですね。
費用がほとんどかからない非常に簡単なことだから、どれだけであっても、充分効果はありそうに思えますが。

高松駅前の好立地のシンボルタワーには公共スペースにけっこう余裕があるように思える。
1日の本の貸出しと返却なんか、最大でもコンテナ2、3個分あれば充分だからスペースなんか問題にならないけど。
それに、必ずしも毎日巡回しないといけないわけでもなく、隔日でも良いし。

人員なんか、専門知識は一切いらないし、新たに雇う必要もないぐらいの業務量にしかなりませんよ。
蔵書の選定などに専門知識がいるのであって、貸すのにはいらないでしょう。

公用車の運転手が行財政改革で、やむなく図書館の窓口職員に転身されてる例は多々ありますが、すぐに活躍されてますから。


シンボルタワーはマンションに似てて、あらかじめ、高松市と県が一定部分を買い受けることを約束したうえで、シンボルタワー株式会社が建設し、シンボルタワー株式会社、高松市、県が3者で区分所有してて、イベントをやってるエレベーターやエスカレーターあるデックスガレリアなんかが、マンションの共有部分にあたる玄関のようなものです。

つまり、シンボルタワー株式会社の持ち物スペースか、市のか県のかです。

空いてそうなのは県部分だなあ。
でも、サービスとしては本来的には市のサービスに近いなあ。

県や市や言わずに、住民や公共の利便のために、協働したり義務にない新しいことを発想していこうとすると、やって良さそうな気はするが、意志と気持ちの余裕があるかどうか?

まあ、費用以上に利便性は増しそうですが、費用だってゼロではないし、そっから収益は上がりませんし、多少、制度を整えたり、協議がいるでしょうから、まあ、外圧がないとやりたくないでしょうね。



 
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