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Posted by あしたさぬき.JP at

魅力と可能性の掛け算

2008年01月31日

たみ家が何か書くときには、よく、背景に原則めいたものがあります。

昔読んだ本に、人がやってみようと思う気持ちの大きさは

そのことに魅力(A)があって、 かつ、 それが可能(B)と思える。

A×Bの掛け算関係だと書いてあった。

足し算でなく、掛け算なのは、片方がほぼゼロだと、もう一方がいくら大きくてもほぼゼロになるからです。

これの裏バージョンで

アメリカの監査基準書の解説書に

人が悪さをするとかウソをつく危険度は

動機(A’)があって、それが可能な状況(B’)の掛け算だというのも書いてあります。

たとえば、過度に高い目標を外部に喧伝して、できないと、内部で厳しく処遇するトップの存在は動機。
宝石や有価証券はポータブルですが、コールタールのドラム缶しか扱ってないとこは、商品を横領しにくい状況。


さて、街づくりではどうか、 「他人のことはどうでもいい。自分の生活だけ大事」という人には、
能力があっても、その活動に魅力がないから、参加も成果も出にくい。

食品や古紙の偽装はどうか。

価格競争が厳しく、倒れ掛かる業者も多いから動機あり。
グローバル市場だから、仕入もすごく製品が安い国があるので魅力的。
でも、消費者は素人さんで、政府もそんなにチェックできないので偽装が可能な状況。
また、古紙の場合は、目標に現場や技術を無視した無理な高さがなかったか?


さて、そうすると、食品の表示推進ですが、それを普及しようとすると、誰かが簡易かつ有効な表示を先駆けて実践して、広報などメディアに乗せていくとか、街づくりなら、それをやると儲けにもなると思える魅力ある成功例をつくることで、AとBを高めるとかいろいろ原則から派生した方法論あると思います。
とくに、目新しいことでもなく、現実の追認に過ぎませんが。

これでいうと、能力の高さを上げると可能度も上がるから、式にあてはめれば、学習や訓練は、モチベーションを必然的に上げるということにもなるでしょう。
同じこと考えてる人がいるんだという安心感や情報交換も、Bを上げてるし、魅力的な仲間の存在は、Aにもなるかもしれませんし、交流からくるビジネスチャンスもAの増大でしょうか。  

Posted by たみ家 at 07:25Comments(0)

名刺ができた

2008年01月30日

結局、ほぼ原案どおりになりました。

名刺をダシに店をPRするというより

店をダシに名刺を強化したという感じです。

半分、私的な場で、初対面の方が多いときに、名刺って出しにくいときありませんか?
会社人間っぽいし、店主だったら、商魂たくましいと思われそうだったり

そういう遠慮したい気分のときに、クーポンがついてたら、商魂たくましくても、相手にメリットがあるから渡しやすい。

初対面の人が多いときに、アイスブレーキング的に、話題をつくったり、沈黙の空気を破ったりするきっかけにしやすいと思ったというのが、ほんとのところクーポンをつけた一番の理由です。
あと、新しいことで金のかからん試みはとにかくやってみようというのが2番。
店のPRは2番タイか、3番ってとこでしょうか。

とにかく、ビラを配るかのように、配りにくい場がなくなります。
それどころか、場で一枚配ると、まわりから、私にも下さいと言われたりすることもありました。  

Posted by たみ家 at 08:29Comments(4)

うどん資料館新着図書

2008年01月27日

栗林公園東門前に、うどん資料館整備中といったものの、宮脇書店本店に行っても、とにかくうどん関連書籍が少ない。

そこで関連を広げて

「香川の会社情報2008」  香川経済レポート社

「食の検定 3級 公式テキストブック」  食の検定協会編

その他
を購入いたしました。

「近所の会社って何やってるんだ?」 とか 「何人いるんだ?」
とか知ってたら、自分とこのお客さんや商圏の理解に役立つかなあ。
とか、食べ物の安全性とか、旬とか知っといた方が飲食店にとってはいいだろうなあ。
みたいな関連です。

そうやって広げないことには、とてもじゃないけど、本増えません。

やっと十数冊ってとこです。

おそるべきシリーズ、持たれてる方は、古本屋に持って行くぐらいなら、ぜひ、うちに持って来て下さいね。
古本屋は100円も出すかあやしいけど、うちは、少なくとも300円以上でお引取りいたします。
場合によっては500円以上でも出しますよ。  

Posted by たみ家 at 22:13Comments(0)

ばかばかしい提案?

2008年01月24日

今日も、任天堂のWiiが 「2千万台を突破」とか記事になってる。
たみ家は景品でもらって所有はしてるが、箱も開けずに置いといたら、
「たみ家さんやらんやろ! 永遠に借りるで!」
と知り合いのマダムに持っていかれてしまった。
お礼に掃除を手伝いに来る予定になっているが、いつになるやら。

今日、某納入業者との雑談で

うどんの手打ち作業を Wiiのゲームにできないか?
という提案があった。

たみ家は
こういう発想大好きです。

ブラインドタッチ 今でいう タッチタイピングの練習ソフトもおもしろかったけど
「虎の穴 さぬきうどん職人養成地獄」とか (今、ええかげんにつけた。)
ソフトにして売り出したどうやろうかと思った。

こうやって、単発で文字で書くと、おもしろさに疑問ありそうだけど
その他のWiiのゲームも、比較でいうと、これに勝るものばかりじゃあないと思う。
ひねる必要があるかもしれないけど、筋は悪くないと思う。

手打ちがスポーツやゲームとして擬似でも楽しめたらええかなあとちょっと思った。  

Posted by たみ家 at 23:33Comments(4)

 ご意見募集 名刺の裏

2008年01月23日

はじめて、画像挿入なんて、めんどうなことをやっちゃいました。
名刺の裏面の途中案です。



3回使えるってわかりますでしょうか?
たみ家としては、
使われなくても、お金が出て行かずいい話題づくり。
使われても、意図がかなってうれしい。
負けのない勝負かなあと思ってます。

  

Posted by たみ家 at 21:17Comments(5)

名刺づくり

2008年01月23日

今、たみ家の中で、名刺づくりが熱い!

ほかで、「名刺にサービス券をつけたらどうか?」みたいなことを書いたことがあって。

「じゃあ。やってみよう。」と突然奮起。

3回ぐらい、50円引きとか、できるようにするつもりです。
切るのも面倒なので、チェック欄を裏につくる予定です。

基本的に名刺なので、特に、店で一般のお客さんに配布する予定はありませんが、
ここを読まれた方に、「ほしい。」とおっしゃられたら、お渡しします。

1月26日にはできる予定です。

ほんとは、栗林公園前の整備中のうどん資料館の情報も入れたかったのですが、26日までに会で渡す予定があるので、工夫がしきれません。
あと、お店の名前の上に、「美味しさを笑顔に」とか、何か、準経営理念っぽいものを入れようかと思うのですが、まだ考え中です。

あっ!今の即興のでもいいかな。

今日、四国新聞オアシスの方とお話して、讃岐うどん遍路のアクセス。
うちのお店、けっこう多いですよと言われた。
意外に思いましたが、けっこううれしい。

うちは、素直に、「讃岐うどん遍路」と「おそるべき讃岐うどんの 全店制覇」に載るのが夢でした。
ともに、全店掲載を目標にしてるようなメディアなので、載ることは自慢にはならないんでしょうが、うちにとってはそれさえも目標でした。  

Posted by たみ家 at 08:13Comments(0)

将棋の町

2008年01月20日

たみ家では、例年、主催の将棋大会をすることになってます。
まだ1回しかしてませんが。

継続せざるを得ないように、自分を追い込もうと、優勝カップは 大3枚ぐらいはたいてつくりました。
これは、持ち回りで、さすがにあげられません。

さて、この土曜日
店内の将棋の本を見て「これは誰が読むんですか?」と聞いた、ちょっと渡哲也風のナイスミドルが来店されました。

連盟の高松中央支部の支部長の方でした。
新聞でよく見る名前の方ですが、お会いしたのは初めてでした。

そうそう、栗林町に、昨年11月に、高松中央支部ができました。
勝手に宣伝していいのか迷うので、某理容店の隣です。とにごしておきます。

会費は月3000円で毎日でも来れるので格安だし、1日600円でもいけます。
いい先生がいることがわかったので、安心して人にお勧めできます。

藤塚・栗林町あたりを将棋の盛んな町にしようというもくろみが胎動してる感ありですなあ。  

Posted by たみ家 at 02:29Comments(0)

広めまくり

2008年01月18日

「あしたさぬき」開始以来、自営業者5人と某協会事務局長にすすめまくった。

今まで当たり障りのない付き合いしかしてこなかった人に、自分のブログを読まれるかもと思うと恥ずかしいのですが、イベントを開くことがあるなど、この人にとって良さそうと思ったらどんどんすすめている。

さっきも自宅にわざわざ来てもらって、「こんなに簡単に登録して・更新もできるんです。」と実演しながら説明してました。  

Posted by たみ家 at 22:02Comments(0)

手打ち職人の腰痛対策など

2008年01月17日

たみ家は、現在、立位体前屈が全然できなくなってること以外にとくに健康に問題は抱えていません。

腰痛も今のところ、まったくありません。

しかし、20年後に今のような身体の動かし方をできるかというと疑問です。

また、自分の師匠的な3人の職人は、
1人は、腰痛で廃業し
1人は、50歳前後で、心筋梗塞での入退院を繰り返し廃業。
もう1人は、某チェーンが近隣に進出後に、売上が急激に悪化した後、体調を崩して廃業、歯が全部抜けてしまいました。

3人とも、50~60歳頃で健康を害しました。

うどん職人で、20人ぐらい知り合いがいますが、何も健康に問題を訴えない人は、3人ぐらいです。
あとの人は、首が回らなくなったとか、定期的に腰を診てもらってるとか、左右の使い方がアンバランスなのか偏った痛みがあるとか言ってます。
職人世界では、辛いのはガマンするのが当たり前みたいな考えがあり、速く作業をすることを叩き込まれても、永く身体をケアすることに科学やシステム的な考えが入っていないような気がします。

ここは大いに問題だと思います。

たみ家は、業界全体で、知恵を出して、対策を考える必要があるのではないかと思うようになりました。
対策を考えるには、まず原因を考える必要がありそうです。

コンクリートタタキの上は、下半身が冷える。
おおよそ、暖房のかかった部屋なら、足下の温度と腰の高さで5℃差、腰と頭で3℃ぐらい気温の差があることはざらにあります。
頭の高さにかけた寒暖計が20℃でも、足下は、12℃とか、そんなもんです。
また、繁盛店で、大将だけが踏んでたら、下半身の毛細血管がだめになった人がいると聞いたこともある。

とにかく、まずは、対策うんぬんを言う前に、原因をブレインストーミング的に徹底的に挙げていくのが良いと思う。
原因・原因・原因。
多くの店に共通でなく、あるお店に特有のものでも一向にかまわないので、徹底的にたくさん挙げることに意味があると思う。  

Posted by たみ家 at 21:53Comments(4)

自分で楽しむサービスデー

2008年01月16日

うちは、まだ歴は浅いんですが

7月2日 うどんの日

11月7日 レディースデー 1107で「いいおんな」の語呂合わせです。

11月22日 勤労感謝デー いい夫婦の日 こちらも語呂合わせ

は毎年してます。

内容は、ちょっとずつ変えてますが、勤労感謝デーが一番力を入れてます。

祝日が休みなので、勤労感謝の日の前日をサービスデーにしてます。
土曜日や日曜日と重なるときは、うちは働いてる人のお客さんが多いので、金曜日か、月曜日にします。

いい夫婦の日は、男女2名で、片方が両方のお金を払ったら、お会計100円引きとかしてます。
夫婦かどうかは、確認できないので、どうみても片方が幼児だろうという親子でも、100円引きしてます。

当然、ご同僚その他でもしてます。
というより、うちはオフィスの方が圧倒的に多いんで、オフィスの中でばかばかしい話題にされたり、コミュニケーションの潤滑油になりそうなことこそ、たとえ、ささやか過ぎても、喜んでやります。

いやあ、こんなばかばかしい口実で、
会社の好きな女の子とか誘うきっかけをつくったりして、職場恋愛のきっかけでもなったりしてとか。。。
妄想としか思えんような目論見も背景にあったりします。


最初は海の日とかしてましたけど、やめました。
突然、復活するかもしれませんが。

皇室でご生誕とか
桜町中学野球部の全国での活躍など

突然
「ああ、めでたいなあ。
地域の人達やお客さんと、まあ、深く考えずに気分を共有しようか。」
とか思って突然サービスデーにすることもあります。
結局、桜町野球部の方は、その日にちょっと考えてやりませんでしたが、やれば良かったと思ってます。


あと、とくに高齢者のお客さんを増やそうという意図ではありませんが、

年中、長寿手帳提示で、お会計50円引きをやってます。
一回提示されて、スタッフが覚えてれば、もう提示しなくても制度継続中は、永久に50円引きです。
玉売り1玉70円の持ち帰りでも、50円引きしてます。

65歳以上割引は、飲食店では、もしかして全国初ではないかと思ってます。
他の業種ではよくあるし、学割や女性対象など類似制度もよくあるのに、なぜか、数十人の人に聞いて、一度も見たことがないといわれます。
もしあったら、そこの制度を参考にしたいので、教えてください。

あと、雨や雨の予報のある日は、スタンプカードにスタンプを押せます。
雨はそんなに降らないけど、うちは年100回以上来店の方が多いので、一部のお客さんからはたいへん好評です。

開業当初は雨の日にかなり落ち込んだので、やってみたのですが

背景には、

勤め時代に雨の日がとにかく好きでなかったので
うちのお客さんは勤め人が多いんだから、嫌いな人が多い雨の日に、何かささやかでも、うれしいことを無理やりでもつくってみようという考えから始めました。

多くは、自分が楽しんでるという感じです。  

Posted by たみ家 at 08:21Comments(6)

サービス期間のお知らせ

2008年01月14日

昨年もやってたんですが

今年も
2月 と 3月は

①コトデン     のIrucaカード
②栗林公園    の年間パスポート または 半券(今年に入ってからの)
③新屋島水族館 の年間パスポート または 半券(今年に入ってからの)
④四国村     の年間フリーパス または 半券(今年に入ってからの)

ご提示で

きつね 無料サービス いたします。

①~④いずれも併用できます。
期間中何回でもOKです(ただし、半券は回収またはしるしをつけさせていただきます。)。

きつね2枚以上もいらないという場合は、併用時 2枚目から お会計50円引きが選択できます。


場所は、田町のマルナカの300mぐらい南、四国新聞社の200mぐらい東の 角地です。
日曜日・祝日は休みです。
営業時間は、11時~5時過ぎぐらいです。
駐車場は、近所のコインパーキングしかありません。

グループで梅など見に行かれた際に、同行の方からたくさんもらった半券も期間中何度でも使えますし、一緒に来られた方にあげてご利用下さってもけっこうです。

その他、説明しきれていないところもあるかもしれませんが、まぎらわしく、説明不足の点については
現場ではすべてお客様有利に解釈いたします。


ブログを商用利用する予定はあまりなかったんですが、たまには、そういう使い方もした方が良い。
と数名ご指摘を受け、素直に従ってみることにしました。  

Posted by たみ家 at 13:47Comments(0)

LRTってどうなんですか?

2008年01月13日

今朝の四国新聞に
大西市長が、LRTの導入を前向きに検討するみたいなことが書いてありました。

目下、たみ家の高松市政に関する最大級の関心事です。

イメージがあんまりわかないんですが、いいものができたらいいなあと思ってます。
  

Posted by たみ家 at 15:36Comments(0)

州都とうどん屋

2008年01月12日

州都の話は切りがないので、いったん止めてましたが

高松が州都になれなかったら、サンポートの合同庁舎と香川県庁舎って、どうなるのでしょうか?

州都でなくなったら、合同庁舎の国の機関は、よそに転出するの?

都道府県の廃止が前提の道州制だから、香川県庁舎はどうなるの?

計1000億の桁かと思われる投資が、無駄になる?

空くも地獄!

じゃあ、民間にテナントとして貸したらどうなるのか?

延床、計10万㎡に届こうかという元合同庁舎などのオフィスがもし、高松のオフィス需要のパイが、国の機関がなくなり支社・支店も減って、区画整理のされた郊外に流出して、小さくなる中で、埋まってしまったら、既存の街はいったいどうなるんだろう?
市街地の辺縁の形は著しく小さくなるでしょう。

オフィスを中心にお客さんを取っているうどん屋はどうなるのか?

マンションが代わりに建っても、工事中は作業員の方が来られるかもしれないけど、建ってからはどんな大きなマンションからもまずうどん屋にお客さんは来ません。
だんなとお子さんは、昼いないし、奥さんには台所があるし、述べ床80㎡にマンションなら、2、3人平均だけど、オフィスなら10人います。

街中のうどん屋が苦戦するなか、ロードサイドなどのチェーン店だけが伸びていくでしょう。
街中は、これからは、力のある元気なとこだけが残り、そうでないとこは。。。。。

そして、チェーン店などは、地元から仕入れているとは限りません。
個人の小さい店はたいてい何でも地元で仕入、地元で改修などを発注します。

埋まるも地獄!

飲食店には、食材のみでなく、おしぼりや割箸、マットや厨房機器、道具類、プロパンガスなど、自動車産業に負けず劣らず関連業者の裾野が広かったりする。
連鎖して、地場の中小が苦戦を強いられるかもしれない。

さて
たみ家の推論は杞憂かもしれない。

けど、
そんなに無謀な論理展開もしてないし、今までそれに近いことが起こってきたのを見たうえで言っています。

杞憂なら、「何にもなくて良かったね」で済ませればいい話で

それなりに、危機の可能性があるなら、州都には、なれるんだったらなっといた方がいいと思います。

みんなが、そんなに関心がなくても、その程度の認識を少しでも多くの方が持っててくれたら、いざというとき社会的な合意ができやすいように思ったりする。  

Posted by たみ家 at 20:12Comments(0)

記事の書き方

2008年01月12日

プロ野球で、大量点差の盗塁の個人記録を認めないうんぬんがあんまりにもヘンなルール改悪だと思ったので

2chをのぞいてみた。

たみ家は、2chをこんなにがんばってのぞいたのは、生まれてはじめてかも。

こっちが朝、たみ家が読んだ記事
「プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日、東京都内で開かれ、プロは今季から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁した場合、米大リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めた。適用する点差については、公式記録員が試合展開を見て判断する。
 また、点差が開いた終盤の無死または1死で塁上に走者がいる場合、打者が試みたセーフティーバントが送りバントとなっても、今季からは犠打と認めないことも決めた。」

これ読んだら、さすがに温和なたみ家も激怒!

以下は、ある別の記事のコピーです。
「プロ・アマ合同の日本野球規則委員会が10日、東京都内で開かれ、規則の改正や運用の変更を決定した。プロでは点差が開いた状況で、かつ捕手が送球しないなど、守備側がアウトにしようと試みなかった盗塁についてはアウトにしない選択をしたとして「野手選択」と扱うと決定。従来は野球規則に反し「盗塁」と記録していたが、米国、韓国、台湾などの基準に合わせる。」

こっちなら、激怒とまでは行かず、「ヘンな規則だなあ」とたいへん疑問に思うレベル。

下の記事の方がどっちかというと真相に近いのでは?

上は「点差」を重視、下は「守備側の守備行為」を重視

もし下の記事がほんとなら、上の記事を書いた人は、理解せず記事を書いたことになると思う。

上のような考え方は

差別的で
退廃的で
権威主義的だと思う。

こういう考え方に賛成する人が多かったら、地域は良くならない。
だから激怒したんです。
ここのところ、ご理解いただけると話がしやすいです。

たとえば、理由を吟味せずに大リーグに追従するのは権威的
ホームランやヒットは良くて、盗塁をせこいプレイのように貶めるのは差別的
凡打でも全力疾走のプレイを見習えという一方で、先の塁を常に貪欲に狙う盗塁を貶めるのは矛盾してる上に、全力プレイを否定していて退廃的
根拠なく、あるリードを安全リード扱いする考え方がひ弱で非現実的で危険。
日本は、走塁や犠打をきちんとする野球で、選手は大リーグで評価されるようになり、WBCをも勝ち抜いたことを誇りにして特長として伸ばしていくべき。
そういう考え方こそが、地域が個性を磨いて活性化することとなじむもので、それを貶めて、アメリカ追従するのは、地方が国や東京のスタイルに追従するのと似ている。
たとえば、「讃岐うどんは、東京で認められるから価値があるのか?そうでなかったら価値を貶めるのか?」
そんな問いかけにもつながっていくでしょう。

などなど言い出せばきりがない。
だから朝っぱらから燃え上がってました。

記事書く人は、きちんと理解して書かないと、上の記事と下の記事は内容がかなり違うで。
  

Posted by たみ家 at 01:06Comments(0)

野球に絶対のリードはないと思う

2008年01月11日

今朝の新聞で読んだところ、プロ野球では、点差の開いた試合での盗塁の個人記録を認めなくするらしい。
進塁自体は認めて、個人記録としての盗塁を認めなくするということだと理解しました。

メジャーリーグもそうらしいけど、たみ家的には理解しづらい。

1イニングに10点ぐらい入る試合はプロでもけっこう毎年あるし、巨人なんか、一時期、先発が降りたら何点リードしてても、しょっちゅうひっくり返されてた時代があったと思う。

それが、9回に起こってもまったく不思議だとは思わない。

商売も企業もしかりで、ダイエーや西武のように、日本一の企業とか資産価値といわれても倒れてしまう。
どうなったから安全・安心というのは絶対にない。

そもそも、野球は、進塁することと進塁を防ぐことを本質とする競技で、点差が開いた盗塁を認めないならホームランの個人記録も認めるべきでないのではないか。
進塁することの本質に違いがないから。

「試合が終了するまで、全力を尽くす。」
「何点開いたから絶対というのはない。」
すごくシンプルな真理じゃないでしょうか。

もし、点差が開いたからといって、ルールにのっとって全力を尽くすプレイの価値を剥奪するのなら、その試合は、コールドにしたら良いと思う。
勝敗が定まらないから試合を続行するのであって、試合が続いている間の進塁にはすべて勝敗につながる価値があるはず。
だから、そのプレーの価値を後から公式記録員が剥奪するようなことを認めたら、試合を進行したことの意味を否定したことになると思う。

スポーツに教育の面があるなら、
「試合が終わるまで油断せずに全力を尽くせ。」
ということは最も価値のあることの一つだと思うので、それが否定されることは残念に思う。


ところで、今まで、点差が開いた試合で、盗塁をすることの弊害ってあったのだろうか?
あったから議題に上ったのかと思うが、何なんだろうか?

個人記録狙いがけしからん、というのなら、
そもそも、個人記録自体、不公平にできている。
投手陣の良いチームの打者は、自チームの投手と対戦しなくてすむ。
東尾・松沼時代とか、渡辺久信・潮崎などの時代の西武の打者なんかかなり得してたと思う。

また、打線全体が強力で、先発投手を崩すことが多いチームの打者は必然的に敗戦処理などの質の低い投手を引きずり出したり、緊張感の少ない場面で打てたりするし、点差が開けば、細かいことをせずに自由に打たせてもらえる。

点差が開いたときが、ホームランやヒットが稼ぎどきであるように、盗塁王を狙う選手にとっても当然稼ぎどきであって良いはずだと思う。

もっと、決定の趣旨を詳しく知りたいと思うけど、現時点の理解では、とても残念で、教育上も良くないと思う。

意見そのものとは関係ないけど、たみ家は、昔は、スポーツ少年団の審判とか、チームの世話役にはときどき行ってました。
「試合が終わるまで、油断するな、全力を尽くせ。」
みたいなことは言ってましたけど。
「俺、間違ってたのか?」
と思わされました。

少年なんか、層が薄いことが多いから、エースが降りたら、10点ぐらい差があっても安心できんことはざらにあります。
巨人の投手陣も一時期そんなんでしたが。
突然投げ初めて、ストライクが入らずに、4連続四球とかなると、向こうもやる気が沸いてくるし。

まあ、何であれ、物事の失敗の原因の最も大きなものの一つは、詰めが甘いことで、言い換えれば、勝手に安心して油断することだと思う。
プロ野球機構のこの決定には、根底で通じるものを感じます。  

Posted by たみ家 at 07:43Comments(4)

うどん関係の本を譲って下さい。

2008年01月08日

たみ家は
栗林公園の東門の前で、日曜日と祝日だけ、
茹で網や塩度計、麺棒、テボなど、職人向けのうどん関連道具や
手打ちを趣味としている方向けに、うどん用の粉の1kg袋などの販売をはじめました。

自分で言うのもなんですが、かなり利幅は薄くしているので、いい物を安くしているという自信はあります。
まだ、品揃えは少ないんですが、徐々に増やしていく予定です。

また、そこで、うどん関連の資料や本を集めて、近所の生徒さんが、うどんの勉強をしたり、お店をやってる方やうどん店の開業に興味がある方が、自由に読めるようにしたいと思ってます。
お店をやりだすと、がむしゃらになって、立ち止まって本を読んだりしなくなることが多いと思います。
そんなとき、ちょっとした刺激になればと思います。

小麦粉や水の研究とか
レシピに関するもの
うどんや麺類の歴史に関するもの
うどん店の関係者が書いた本
「恐るべき」シリーズ
麺店の経営のノウハウ本
月間「うどん・そば」(?)や日経レストランのようなもののバックナンバー
などなど
広く、うどんに関係のある本を集めてます。

寄贈もうれしいのですが、買取もいたしております。
ご来店または、栗林公園東門前にご来場いただくか
087-834-9155
に是非ご連絡下さい。

少なくとも古本屋よりは高く買いますよ。  

Posted by たみ家 at 21:12Comments(0)

ユニバーサルデザイン

2008年01月08日

コメントをいただいて、久々にUD(ユニバーサルデザイン)という言葉に向き合いました。
昔から、好きな言葉であり、好きな概念でした。

ところが、うどん店を開業してから、ほとんど意識してきませんでした。
最初は店に入るときの段差を緩和しようとしたり、少し考えてましたが、いろいろ忙殺されてましたし、
特に、営業しながら、それほど、困ることもありませんでした。

UDは、何らかの障害を持つ人を不自由から解放するというだけでなく
マイノリティーの視点からニーズを引き出して、ヒット商品や新しい工夫の実用化を生むということで
積極的な創造の可能性を持つ概念だと思う。

長らく、忘れてましたが、入りやすく気分よく利用できるお店づくりとか、わかりやすい商品説明を心がける意味でも、
UDにもう一度立ち止まって向き合ってみるのも悪くないかなあと思えてきました。  

Posted by たみ家 at 02:23Comments(4)

珍しく相談を受ける

2008年01月06日

先日、これからうどん店を開業しようという方からいくつか質問を受けました。

「うちみたいに儲かってもないとこから聞かなくても、もっといいとこ紹介するから、そこで話を聞いてきたら?」
と思ったけど、思うところは答えました。

その中で、ちょっと気になったところが、
わたくしが
「あなたは、うちのようなセルフのスタイルでやることはないと思うけど、やりたいスタイルとかあるんですか?うちで当てはまることもなかなか当てはまらないと思うけど。」
と言ったときに

「特に、やりたいスタイルはない。物件を探して、店舗や立地を見てから考えたい」
と言われました。

自分の反省も含めて考えて、それでは難しいのではないかと思う。

飲食や理美容は、工業製品のように、まったく同じものを提供しないから、単純な価格競争をまぬがれて、それなりに零細でも生き残れるんだと思う。
たとえば、同じ麺を茹でて玉を並べても、10分以内で提供するか、1時間以上茹で置きするか、その判断だけでも、その日のうちに品質に差が出ますし、ちょっと何かの葉っぱを乗せただけで、価格を上乗せできてるとこだってあります。
それぞれの人の判断や感覚によるところが大きく、明日新しいことをやろうと思えば、明日にはそれができるってのが、すべてがチェーン店に飲み込まれない理由の大きなところと思う。

席数や駐車場の広さや価格や量など、客観的な数字の勝負のみでは、大手との競争で耐えられる理由がないと思う。

そういう個人の判断やこだわりや感覚が零細の頼みだとすると、やりたいこと、好きなこと、自分が得意だと自信を持てるところこそが、強みを出せるところだと思う。
そういうところがはっきりしてなかったり、そういう分野が磨けてないのなら、大手の進出が激しく、市場も縮小し、原材料などの価格が上昇基調にある今頃では、開業は難しいのではないかと思う。

それらのマイナス要因をねじ伏せたり、突き破るような、気持ちを湧き立たせる何かがもてたり、自分に自信が持てるようになれば、それでも開業したら良いのではないかと思う。

上に書いたことは、そんなに準備せずに開業した自分の反省の意味もあるけど

やりたいスタイルは、自分のこだわりや得意分野が自然に決めていくのではないかと思うけど
それがあった上で、物件探しをして、いいとこが見つかったので、その場所に合わせて一部軌道修正をするというのはいいんではないかと思う。

わたしは、営業成績を決めるのは、いくら情熱や技能があっても、やっぱり立地が一番だと思う。
とはいえ、始めるときは、あくまで、やりたいスタイルが先で、物件を決めるのが後になるはずだと思う。  

Posted by たみ家 at 03:23Comments(2)

立位体前屈ができない

2008年01月03日

手打ちのうどん屋は、よく腰を傷めるという。

うちの店の場所の前の店主も、最後は、ヘルニアか何かでやめた。

原因はいろいろあるだろうけど、わたしは、手打ちの作業そのものがそんなに腰に負担がかかっているわけでもないような気がする。
コンクリートタタキなど硬いとこを中心に1日に十数時間も立っていると
アキレス腱の周りや腰まわりの筋肉が固くなるのでないかと思う。
わたしは、高校のときに、立って足を伸ばしたまま前かがみになる立位体前屈は15cmぐらいだった。
うどん店をやる前は、10cmぐらいだった。

ところが、今は、マイナス15cmぐらいになってる。
わたしがちょっと劇的に固くなり過ぎたのかもしれないけど、もう、絶対に手は地面になんかつかないし、立ったまま靴下とか脱いだりできなくなった。
物を拾うときも、立ったまま手を伸ばして拾えたのが、ひざをきちんと曲げてでないと拾えなくなってる。

こんなに柔軟性をなくしたら、ちょっとしたことで腰を傷めるのもありそうに思う。

手打ち台の前にやわらかいシートを引くとか、腰の体操をやるとか工夫がいりそうに思う。

わたしは、うどん屋さんが腰を傷める理由は、手打ちが負担がかかる動作というよりも、下が硬いところに長く立っていて、全身の筋肉が硬直していくことにあるのではないかとにらんでます。

こういうことがわかったり、具体的な解決策でいいのが出れば、業界の人も「幸せになる」というより「不幸の種を除ける」可能性が増えるのにと思ったりする。
身体は長い目でケアできるとこはケアしといた方が良さそうに思います。  

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州都について 2

2008年01月03日

わたしはうどん屋を始める前は、
「州都になったからといって、何か住民のためになるのだろうか?高松は昔から支店経済とか、国の出先に頼むとこがあって、結局それは中央からお金を引っ張るという発想につながり、自主的に創意をもって、地域を魅力的にしようとする気風を欠くことにつながってないか?そういうものに頼まない松山の方が何となく、がんばってるような気がする。」
みたいに思ってたとこがありました。

近頃、香川も観光をがんばるようになってきました。
高松も高松まつりを魅力的にしようという動きが活発になってきました。

これは、中央からの財源が当てにならなくなったからってとこはないでしょうか?

まあ、松山の方が人口も大きいし、大学も国立も私立も中心部にまあまあの規模のがある。
わたしが店を始める前に思ってたことについては、あまり正しいという自信もありません。

ただ、お店を始めてみて思うのは、

うちは、中央通の支社のお客さんの比率が大きく、支社がなくなると、まずここで商売を継続するのは至難です。
また、周辺やお客さんの勤め先でも、支社を中心に納入している商店も多いし、実際に、サンポートに国の出先が転出した元の出先の所在地周辺の飲食店は、かなりの数が廃業に追い込まれています。
そして、廃業に追い込まれた店主が、経済的にも身体的にもよほど追い込まれたんだなあというオーラ(?)を漂わせながら、うちに面接に来たりすることがある。

州都でなくなっても困る。州都になるために整備したサンポートにどんどん企業や国の機関が動いても困る。
といった具合に、州都問題ってのは、うちのような支社や国の出先が近くにあり、中心市街地の端っこの方にあるとこでは、営業にとても密接に関わってきます。

たぶん、道州制や州都問題に関わっている県や市の担当者よりも切実に関心を持たざるを得ないと思う。

州や州都のあり方はいかにあるべきか?
という高い次元で考えると、何が正解かはわかりませんが
いざ、自分の死活や、同じような境遇の事業所にたくさん知り合いがいると、総論でものを考えることはなかなかできないものです。

とりあえず
「よそがなるぐらいだったら、州都にはなって!」「サンポートには事業所は行かないで!」「高松からもうこれ以上事業所は減らないで!」
という率直な気持ちが前に出てきます。

とはいえ、そこに力を入れても楽しくないので、あえて、自分の立場から離れていろいろ考えてみたいとも思います。


アメリカ合衆国では、州都は人口の多いとこから地理的な中心に移そうという考えが強かったらしい。
もともとはやはり人が多く住み着いたとこから州都になっていたらしい。

そして、実際に、かつて州都だったところが州都でなくなって、完全に人がいなくなったほど廃れた街もあるらしい。

また、地理的な中心といっても、アメリカでは早くから自動車が普及しましたし、土地も広かったので、住宅など早くから郊外化し、人口が早くから分散していました。
また、鉄道駅を中心とした商業の集積というのも少ない。
そしてガソリンは比較的安く、高速道路は原則無料。

これらのことから考えると、地理的な中心とか、住民の利便性ということの意味が日本とかなり違ってくるのかもしれません。

現在、環境問題がクローズアップされたり、高齢化や自治体の財政が行き詰る中で、アメリカのように、自動車社会を前提とした社会資本の整備が参考にできるのかも疑問があります。

そうすると、四国州を前提とした場合
①高松や松山のような人口の多い、すでに都市化した利便性の高い、追加の社会資本整備が少なくてすむところ。
②多度津や、坂出周辺などのような鉄道の結節点。
③住民に密接な給付型のサービスや、パスポートや住民票の仕事などは、利便性の高いところに窓口を充実させ、広域性の高い業務についてのみ州政府本部に残し、それは機動性を重視して川之江のような高速道路の便が良いところに置く。
など、いろんな考え方が出てくると思います。

そうはいっても、州都の話以前に、州が何をすべきで、住民や企業とどう関わっていくものかという議論がまったくお留守になっているというのが現状で、目先の利害に関わる州都の話だけが時々断片的に出てきているといったところではないでしょうか?

アメリカで、大企業の本社が田舎に多いのは偶然のことではないはずです。
ボーイングもこないだまでシアトルにあって、最近シカゴに動きました。
マイクロソフトもグーグルも西海岸の田舎町に本社があります。

本社をどこに構えるかは、経営上大きな判断ですし、本社ビルをつくるとなれば大きな投資になります。
経済的・経営的に最も有利な判断がシビアになされるはずです。
日本の会社がこぞって東京に本社を置くのは、それが有利だからで、アメリカの会社が田舎に置いてるのは、それが有利だからで、何か必然的にそうなる要因があると思うのです。

そして、その要因のかなりの部分は、事実としての歴史的沿革だけでなく、法律や税制など社会的な制度による部分が多いのではないかと思ったりするわけです。
そういうことを探ってみるのは、地方分権を目指して、道州制を敷くというのであれば、有益な切り口になるのではと思います。  

Posted by たみ家 at 02:24Comments(0)