スイスとロッテンマイヤーさん 2

2009年04月28日

スイスで有名な企業といえば、昔はネッスルといっていたネスレ
あと、タミフルの製造販売特許を2016年まで持ってるロシュ

ネスレ創業がハイジの生年の14年前の1866年、ロシュ創業が16年後で1896年。

日本一豊かな県といわれる富山も薬売りで有名。
頭がいい人がいて、水が良くないと薬はつくれんでなあ。

ネスレは、世界最大の食品企業で、売上は年10兆円規模。
マクドナルドは、日本で世界の15%ぐらいはいってますが、ネスレの日本での売上は世界の40分の1でもかなりの存在感。

アンリ・ネスレという薬剤師が、母乳でも従来の母乳代替品でも育たない新生児のためにとベビーフードを開発した。
早産児の命を救ったこの製品の価値がすぐに知れ渡り、瞬く間にヨーロッパ中で販売されるようになった。
これが、巨大企業ネスレの起こりだそうです。

第一次世界大戦時に、公共の受注が爆発的に増え、企業規模を拡大し、戦後は受注が減ったが、チョコレートを第二の事業の柱として迅速に育てることに成功した。
日本では、かつて不二家で販売してたキットカットを扱ってます。

たみ家は、こどもさんの将来の夢とかで、花屋さんとか多いのは、けっこうですが、友達や弟や妹が熱を出したときに、「風邪や熱で苦しまない薬やすぐに治る薬をつくる科学者になってやる。」とかいう人が増えてほしいです。

スイスで穀物が不足しだして、傭兵が増えだした頃の人口は約80万人、九州ほどの広さのほとんど山しかないところに、今は800万人弱。
食えなくて戦争に出稼ぎに行った時代の10倍人がいるってことは、農業の革新と輸出産業の活躍がないとどうにもならんでしょう。
身体動かす仕事では、よほど強い内需を産みだし続ける力が国にないと、どうにもならん。
そして、日本では、内需の源泉が輸出産業ってことに行き着く。

子どもには身体動かす仕事しか目につかんと言っても、小学校1年にもなったら、鉄腕アトムがわかるんだから、科学者とかも言ってもらいたいで。
「うどん屋さんになる。」よりは、「タイムマシンやドラえもんをつくってやる。」ぐらい言ってほしいね。

アンリ・ネスレになってもらいたい。

たみ家が、工学部に行きたいとか高いレベルで学問をやり直したいと思ったりするのは、もうこの歳だし、「ええ加減にせい!」って感じだけど、まどろっこしいから、今からでも「俺がアンリ・ネスレになって、目の黒いうちに世の中の問題を、2つ3つ片付けてやるよ。」とでも言いたいからってのはある。
そうすると、圧倒的に頭の馬力が足らんなあと思う。
もし、今の程度の頭でやるなら、明確なビジョンと人をつなぐ徳・コミュニケーションスキルと鉄の意志が全部揃わんといかんような気がするね。

って、ことでトーンダウンするわけです。

で、トーンダウンしつつ、目標レベルをもうちょっと現実的なところに落としながら、徳やコミュニケーションスキルや自分よりも選択肢を持ってる人の気持ちに働きかけつつ、共鳴するものを探っているというところなのかなあ。



 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
スイスとロッテンマイヤーさん 2
    コメント(0)