レバレッジ5 大原則

2009年02月18日

会社でも、お店でも、生命でも、恋愛でも、クラブ活動でも
何でもいい。

負担に追い越されなければ、継続したければ継続できる。

意思に反して、継続できなくなるのは、負担に追い越されたから。

たとえば、人間の生命なら
食物や空気など「他」を摂りいれて、呼吸やら血液の循環やら体温調整やら脳の活動を「負担」しながら継続してますが

餓えによって、活動を継続するための「他」を調達できなくなるのは、会社の資金不足と似たようなもの。

車にはねられて皮膚や血管が破れたり、老衰により、負担が継続できなくなることで死亡することもあります。


たぶん、おおむねすべてのことは、本体が弱くなるか、「他」を摂りいれることができなくなることによって、負担に追い越されることで継続が止まるのではないでしょうか?
このことは、魅力が感じられなくなって、恋愛が終わる場合も、おぜにさんの切れ目が縁の切れ目になるなど人間関係にもあてはまります。
原子や分子の崩壊も、たぶん結合するための力がなくなって崩壊するのでしょう。
原子や分子には意図とか負担とかの感覚はないでしょうが。

負担の増大または、負担を負う力の減少は、金融危機や競合店の出店、大怪我、補助金のストップなど外力によって起こることが多い。
内部崩壊もあるが、外力によって内的な安定が損なわれる場合も多いだろう。

たみ家が原理原則という場合は、社会問題を扱うにしても、できる限り、このように、物理学でも生物学でも心理学でも、宇宙に例外がなさそうなことから出発したいと思う。
そこまでしなくてもいいんですが、そこまで言えた方がいろいろ応用したり派生していったときに、理屈が安定しそうに思う。

負担が負えなくなると継続できなくなる。
シンプルですね。

ごく簡単な例として
3人でやってるうどん屋の3人分の生活費または賃金の負担が、売上によってまかなえなくなったとする。
じゃあ、メニューをしぼったり、厨房を改造して動線を合理化して、2人でやれるようにする。
で、嫁はんはパートに行って、他から生活費をとってくるとか。
また、逆に、売上を伸ばして、負担できるようにするとか。

絶対の原則から出発し、負担と負担する能力との量や差や比というように数的に理解できるように考えてみたら、いろいろとあてはまることが出てくると思う。

じゃあ、ほうきを買おうと思ったけど、たまにしか使わないしどうしようかと思ってたら、隣の人が貸してくれるという人間関係ができました。
ささやかですが、これだけでも、負担と負担能力の間の関係が少し楽になってます。

「あした機能」によって、集客が楽になったのなら、これも負担と負担能力の間の関係がいくらか楽になってます。

ネットにより、「誰か小さい冷蔵庫ただでくれんかね。」と呼びかけたら、ちょうど「1人暮らしやめて実家に戻るから捨てるんだけど、邪魔になるし、家電リサイクル料払いたくないし、取りに来てくれるなら喜んであげます。」
これも、負担と負担能力の間の関係が双方でいくらか楽になってます。

あたりまえだけど、最近、破綻した会社は、負担と負担能力の間の関係が破綻したわけです。

たみ家は、この負担と負担能力の関係に着目して、新しく造語および定義したいと思いますが、まだこれというのがでてません。

ぱっと浮かんだのは「レバレッジ比」ですが、これはいかんと思った。

レバレッジは他力を使うことを説明することに意味があると思うし、関係ときちんと対応した言葉でないような気がする。

まあ、経済活動も、生命活動も、おぜにさんや栄養など「他」を取り入れて、継続するわけだから、活動≒他力と考えてもいいんですが。
オーナー経営者の労働力も光合成する植物も、自分でやってるようでも、おぜにさんで生活してる基盤があって労働したり、太陽光をとりいれてやってることだから、やっぱり他力なんでしょうけどね。

「すべての活動は他力である。」
これも、絶対原則として、言い切ってしまってもいいかもしれない。
まだ迷いはありますが。
まあ、ちょっとキツイか、でも「ほぼ」をつけたらたぶんOKだな。

地域の総「義務的負担関係」を小さくして、政策的とか投資的とか創造的とか付加価値部分に振り向けやすくするってのは、負担を小さくしつつ、負担能力を大きくすることになると思う。

次の原則ですが

それらの関係を変えるためには

時間の投入配分を変える。(例 パチンコやめて勉強する。)
場所を変える。(適切な立地で行う。)
人の関係を変える。(適切な人と会う。)
こういうことが大事で、時間か場所か人を変えるしかなくて、個人の心の中で「決意を新たにするぞ。」とか言ってもたいていはうまくいかないでしょう。

昔から天の時、地の利、人の和とかいいますが「天地人」っていろんなこと説明するのによくできてますね。

また、人と人の出会いをより良くしようと思ったら、それぞれが魅力ある人であろうとするとか、いろいろの知識やら知恵を持とうとすることがいるってことにもなるでしょうね。

ブログと地域の力との関わりの輪郭もかなり見えてきたような気がする。



 
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