渇水の前に

2008年07月24日

今年は、梅雨明けが早くて、また渇水の可能性が。

そこで業界のもんとして一言。

「うどん店が渇水のときにひんしゅく」とかよく聞きますが
うち、1日200食出しても、月の上水道代って、7000円ぐらいのもんですよ。
製麺から食器洗浄、掃除、茹で、麺洗い全部合計でそんなもんですよ。
開業以来、売れた月も売れない月もほとんど変わらず、月の上水道代は7000円ぐらいです。

家庭で1日200食食べたら、風呂とかなしでも7000円ではすまないでしょう。

たぶん、茹でが湯船にためたお湯ぐらいで、その他全部あわせても、5人住んでる一般家庭の湯船の湯とシャワーとトイレで使う水とそう大変わりしないと思いますよ。

個人の平均的な売上の店なら、ほんと一般家庭と変わりはしないでしょうし、売上の大きい店は、水使用は増えても、売上の小さい店よりも効率よく水を使ってるはずだから、一般家庭から見ると模範のように節水型の水使用スタイルではないでしょうか?

渇水になったら、一般家庭で食事をするのをやめてみんな外食にすべきだと思いますよ。

渇水のうえに、景気に悪い話してもバカバカしい。

さて、外食の中でうどんが節水かどうかはよくわかりません。
ただ、外見と違って、機械的に同じような形のどんぶりをガーッと洗えるから効率的で節水になるのではないでしょうか?
うどんは割りに食器の種類や数が少なくてすみますから。

まあ、何にしても、業界の外からはよくわからなかった。
正味の数字を正確に見ると、うどん店が渇水でひんしゅくって話は、バカバカしさを通りこしていると思う。
うちの月の上水道代が7000円ってのが割りに主張の確固たる証拠になってる。

天ぷら乗せる皿をやめて、どんぶりに入れるスタイルならもっと減るので、1食当たりの水道代を製麺から出汁、飲み水、食器洗浄や付随するトイレや手洗いの水も按分させても1円分以内にはおさまるでしょう。

合理性や根拠を欠いた気分しだいのものやパッと見た目からの勘違いから来るものが、多くの分野で幅をきかせすぎている。
これは問題やね。



 
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