名通訳を目指している

2010年08月22日

地域でエリート層と目される政策をつくる層と学歴を必要とされず頼る組織もない嵐の中の草舟のような最も経済情勢の変化に脆い層。
この2つの層にどっぷりと浸かり、両言語を駆使して、ときに名通訳となり、世論の正常化や政策の歪みの修正に働きかける。
これがたみ家のさしあたって目指すあり方。

最近、商店街に密かに尊敬する方がうどん店を出店したそうだ。
その余波で田町のはなまるさんがガラガラになったそうな。
はなまるさんでそれなら、これもしうちの直近なら、確実につぶれる。

こんないつあってもおかしくないことで、背中を刃物でメッタ刺しされるような、バールを口の奥に突っ込まれて引き裂かれるような恐怖を感じる。

たみ家はけっこう飄々と構えているところがある。
が、これぐらいの恐怖は大げさでないし、正常だろう。
売り上げは毎年上がっているが、あの巷で軽く話題になる程度のあれが直近にできたら確実につぶれてた。
つまり親族一人いないところで借金持って、無職になって心身ともに疲れ果てた状況で、何日間もかけておぜにさん使って複数店と住居を撤去するわけだ。

ただ、この恐怖は常にあるが、それを当たり前のこととして受け止め、正常に力を出し、前を向いてトライすることを心得るよう努めている。

たみ家がエリート層と言葉で殴りっこしたら絶対に負けないのは、口にバール常に突っ込まれていつ引き裂かれてもおかしくないという恐怖や脆さと常に付き合っていることにあると思うし、単に言葉だけでなく心まで含めた通訳ができる点にあると思う。



この記事へのコメント
うどん屋さんで不思議なのが、なぜこの味でこんなにお客さんがいっぱい入ってるの?って店がけっこうあります。

コンビニでもそうですが、こんなコンビニの近くにコンビニ作って大丈夫なん?と思ったら、しばらくすると間違いなく片方は潰れています。

うちの近所にも最近二軒信号の向こうと反対側に串カツ屋ができてますが。食べ比べたうちのお客さんからはやっぱうちじゃなきゃダメだと伺いました。

飲食は嗜好の世界ですから、結局お客さんの口に合うかどうかですが。

この記事読んでつくづく飲食店やってる事ってのは命がけで綱渡りしてるようなもんやなと感じました(;^_^A アセアセ…
Posted by ヒゲ専務 at 2010年08月24日 00:43
ヒゲ専務さま
立地は大きいと思います。
あのうどん店は、他店の力量も見たうえでのことだと思われます。

ヒゲ専務さまのところは2割お客さんが減っても持ちこたえられますでしょうか?
うちは無理です。

8割がおたくでないと口に合わないと言われてもダメなものはダメです。

また50年の老舗と、創業時の借入が残る新参でも多少は違うかもしれません。

うちは、讃岐うどん界ではとりわけ厳しい条件で店を始めてる部類です。
飲み屋さんの業界では標準ですが、讃岐うどん業界は恵まれた条件でやってる店が多いから全国的に見て安いわけで、同業者が全国的に類を見ないほど恵まれた条件でやってるとこが多いのに、うちは標準条件でやってるから厳しいのだと思われます。

うちは、2店舗を賃借して、自分以外全員有給で、多少の借入がありますから。
Posted by たみ家たみ家 at 2010年08月24日 02:16
 
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