興味がない?

2010年07月26日

たみ家はテレビ見てないけど、今日も某学生が、テレビで興味が無いことは覚えられないみたいなことを言っていたことを理由に大切なことへの無関心を正当化した。
もうちょっと成長した話しをしようよ。
誰もが何かに興味を持つまでは興味はなかったんでしょ。
あることに興味があるかないか興味が持てるかどうかは始めから決まってることじゃなくて、その人が決めてることでしょ。
貧困による飢餓に、環境問題に、消費税の問題に、興味があるかないかを決めてるのはご本人でしょう。
自分の好き嫌いや短期の損得に関わらないことに興味がないのをそれで済ませますか?
大事なことは、興味があるかないかでなく、興味を持つことでしょう。
また現実の問題は縦割りでなく、直感的に見える範囲よりかなり広範囲の関係で成り立っている。ダムをつくれば、海水が昇って広い範囲の地下水や農地をダメにしたり、山の栄養を含んだ土砂が流れず、下流の農業、漁業をダメにしたり、砂浜を痩せさせてハマナスなどの自生地を削るなどよくある話。
世の中のすべてのことは学ばない状態で興味が持てる範囲よりはるかに広い範囲でつながっているから、興味を広げられることが大事。
かく言うたみ家は、近ごろ宇高航路などからの風景や船や漁業などに興味を持ってますが、前記事で書いたとおりまったく好きでなかったし、興味もなかった。
地域の雇用や経済圏を守りたいという必要や情から動き始めただけだった。
しかし、始めてみると驚くほど多くのことがつながっていると思うし、今では何よりも面白いと思ったりする。
興味があるかないかでなく、興味を持つかどうかは自分が決めてるはずで、生物学的にどうかってことは頭の片隅に入れておけば良い話しで、ことさらに語る価値はない。生物学的に男女の脳で男性の脳が優れていると結論づけた学者がいたとする。
そのことがことさらに語る価値があるのかね?
それよりも男女が差別されずに活躍できる社会をつくることが大事なんじゃないの?
事実や真実のようなものはあるんでしょうが、それは変えられることについては変えられるし、またある事実や真実を前提にしたとしても、そこから先は人それぞれがつくっていることにこそ着目する意味がある。


 
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