議論しなかったなあ。

2009年08月30日

昔から、「深夜に書いたラブレターは翌朝読み直せ」と言います。

そこで、衆議院議員の定数削減について書いてて、いろいろな党の関係者の方に読んでいただいて恥ずかしい文章になってないかなあと10回分ほど読み返してみたけど、いい線いってるなあと思った。
ほぼ10日前までずっと読み直して、まったくおかしいと思うところはなかった。

誰かが反論してくれれば、たみ家も気づきができたり、新しい視点ができたりするかもしれませんが。

本来政党関係者って、政策に関して、自分の所属する党が言ってること、だいたいのことを説明できないとダメでしょう。


今、衆議院議員、四国で小選挙区13、比例区で6で計19です。

大阪府が、小選挙区19で、比例区が約10で、30ほどです。

これが、民主党のマニフェストの文言から推定すると

ほぼ人口比例にするというので、大阪府が900万人ほどで全議席の13分の1ほどになるので、削減後30強、四国は約400万人だから31分の1ほどになるので、13ほどになります。

立法や課税など国政への代表を出すのに、大阪府31、四国13ぐらいになるって、四国の多くの方は知ってるの?

この程度の数字さえもたいていの人は考えてない。

で、四国の人で、大阪府31議席、四国13議席でみなさん納得しますか?

大阪府なんか民間資本が多く入った地域で、一つの小さい平野におさまってるんですよ。

国の問題って、地理的な広がりから発生してくるものも多いでしょう。

衆議院議員は地域の代表でなく、全国民の代表というけど、地域の代表の面を建前だけで押して否定はできんでしょう。

なんとて、こんなことで地方分権が進むと思えない。

地方分権の中心は、国会の立法をもって行われるわけでしょうから。


で、国会議員が多いかどうかはよくわからない。

国会議員が多すぎるということの、合理的でそれで国が良くなると言える理由、誰か言ってよ。

小沢一郎は言えるの?

自民党も削減は言ってるけど

麻生太郎は言えるの?

香川県の人でもいいから、誰かどうぞ。

みんな「多い」という理由がないのに、誰かが「多い」と言ったから「多い」と言ってるの?

そういうのが危険なんだって。

理由がないのになんで言うの?

もしかしたら誰かは知ってるのかもしれない、でもこのブログを読んだ人は誰も知らないでしょう。
もちろん、たみ家も知らない。

民主党は、今までの官僚主導・官僚丸投げから、政治主導に政策決定していくって言ってるんだから、国会議員の仕事って増えるだろう。

真実はよくわからない。

でも、「多い」と言う人は理由をちゃんと言って下さい。

マニフェストでも裏表紙に、「ムダづかい」の項目で、衆議院議員定数80議席削減って書いてある。

ほかは、兆円単位の項目が並ぶのに、なんでここだけ数十億円単位の話をするのか?


この国が大きく変わろうというのに、国民の草の根では、あまり議論は活発でなかったような気がする。

どうだろう?



 
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