某コミセンにて 回答編前編

2009年08月15日

前々記事の続きですが、小川氏の回答編(青字部分)

「この国のかたち」について、時間がないので、もっとも重視していることについてですが、人口構成が成長期にピラミッド型だったものが、逆ピラミッド型になっていることです。
このことは、成長期に、新しいことを無駄を放置してでも次々できたことから、何かを止めながら選ぶという知恵と経営センスが国政に求められることを意味します。

また、政治家のリーダーシップについては、ケネディが「国に何をしてもらえるかでなく、国のために何ができるかを」と言いましたが、これは自信のあるリーダーにしか言えないことで、現在それだけのリーダーがなかなかいない。

国民が付加価値を出していけるかについては、現在、日本では金融モデルをつくるような高度に知的な仕事と、事務所や商店で備品を整える仕事のような大事な仕事でありながら残念ながら生産性の低い仕事との間で、極端な報酬の差が生まれ、さながら遠心分離機がこの国全体にかかっているような状況です。
我々は、いかなる生産性の低い仕事の人についても最低限の基本所得を保証していきたいと考えている。」



 
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